朝霧の巫女 宇河弘樹の絵が魅力の愛と憎しみが交錯する漫画

朝霧の巫女評判評価

「朝霧の巫女」という作品タイトルから伝わってくる、冷たく澄んだ朝の境内の空気のイメージ・白い霧に包まれている神秘性のイメージがまず魅力的です。

しかし、内容はキャラ同士の愛憎劇でかなりドロドロしている伝奇漫画作品。独特の作品雰囲気は、作品世界に強く引き込まれます。

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朝霧の巫女とは?

朝霧の巫女』(あさぎりのみこ)は、宇河弘樹の漫画。副題は「平成稲生物怪録」。連載終了後も執筆は続行されており、単行本は全9巻で完結となった。




朝霧の巫女のストーリー

審神者の血を受け継ぐ高校生天津忠尋は、母の置き手紙に従い、幼い頃を過ごした広島県三次市に再び戻ってきた。

改札を抜けた彼を迎えたのは、天狗面をつけた謎の男と魑魅魍魎と、それを討ち払う3人姉妹の巫女の姿であった。

母方の親戚筋である稗田家に居候することになった天津忠尋は、いとこで幼なじみでもある次女稗田柚子らとの再会を期に、母との生活で冷めていた自分を見つめ直していくようになる。だが、それと同時に、怪異が起こす騒動に見舞われるようになっていくのであった。

朝霧の巫女は稲生物怪録をモチーフにした作品

朝霧の巫女は日本神話をモチーフとした伝奇作品。
副題には「平成稲生物怪録」とあるが、これは「稲生物怪録」という江戸時代頃の妖怪物語をモチーフにしていることを示している。

稲生物怪録は当時16歳であった実在の三次藩士、稲生平太郎が寛延2年7月の1ヶ月間に体験したという怪異を、そのまま筆記したと伝えられている。あらすじは、肝試しにより妖怪の怒りをかった平太郎の屋敷にさまざまな化け物が30日間連続出没するが、平太郎はこれをことごとく退け、最後には魔王のひとり山本五郎左衛門から勇気を称えられ木槌を与えられる、というものである。

また、作者が本作以前に発表した作品と世界観がリンクしており、本作はそれらで語られた内容について、一つの結末を描いた作品であるとも言える。

「妖の寄る家」では、「朝霧の巫女」のキーパーソンの化け猫の「こま」が天津家に関わりをもつところからのお話。



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高い人気を誇る化け猫「こまさん」

朝霧の巫女こまさん

猫又の妖。行き場のない自分を救った忠明を次第に愛するようになる。忠明から与えられた「括り」によって霊崩壊を生き延び、陰ながら忠尋を見守ってきた。かなりの親馬鹿でもある。天津の血筋にただならぬ執着を抱く。

姿形は人間的のようでいて、やっぱりこまさんの本質は人ならざる妖怪。人間の愛とは一線を画す、どこかゆがんだ愛を親族に向ける場面は大きな印象が残ります。作中でブログ管理人が一番好きなキャラ。少々の病み気質キャラ。

猫耳、猫のしっぽといった、こまさんの外見的特徴を受け継いだキャラが主人公の同作者の新連載が始まっている。

ロマンをかき立てる「昭和霊崩壊」という謎の大事件

作中の昭和期にあったという原因不明の事件。
この事件により幽世と現世の均衡が大きく崩れ、妖怪の類はほとんど現世に存在できなくなってしまった。
例外的にこまさんはこの崩壊を免れた。それはこまさんの首に付いている鈴のおかげらしい。

作者入魂の絵には魅了されます

朝霧の巫女

自身の作品の完成度に相当のこだわりがある作者様らしく、連載終了後も独自に加筆修正を繰り返していたせいで、単行本の出版が連載終了の数年後になる、という異例の事態になった朝霧の巫女。

物語開始時点のあっさりした印象の絵と、物語終盤時点の濃くて美麗な絵はまるで別人が描いたかのよう。迫力のある美しい絵は芸術的で、非常に価値が高いです。

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おまけ:人気が高い日瑠子(ひるこ)陛下

朝霧の巫女

この作品世界における天皇。美少女。天皇としての凛とした立ち振る舞いとあふれ出すカリスマ性は、日瑠子ファンから名前に陛下付けで呼ばれて崇拝されるほど。物語終盤で目立ちまくり、実質的な主役に躍り出た。



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