芸術センスと努力とお金が必要…東京芸術大学ほか芸大とは

芸術大学入学難易度解説

一般人にはあまり縁が無くとも、小説や漫画を読んでいるとまれに見かける「芸大生」。風に聞く噂だけでも、芸術大学の入試倍率の異様な高さ、浪人率の高さ、美大トップの東京藝術大学に至っては東京大学よりも入学が難しいとか何とか…。

華やかで入学が難しい芸大について、調べてまとめました。

スポンサーリンク

芸術大学とは?

芸術大学は、美術・造形芸術や、写真・映像、音楽など、多くの場合は美術学部と音楽学部の両方を持ち、芸術全般の教育研究を主目的とした大学である。

芸術系の大学の中でも、美術系に特化したもの(美術大学)や音楽に特化したもの(音楽大学)など、様々ある。

ブログ管理人の好きな漫画「イエスタデイをうたって」に、美術大学入学を目指して芸大用予備校に通う早川浪という準主人公キャラや、予備校に通う美大志望のサブキャラが登場する。

冬目景…イエスタデイをうたってや羊のうたの魅力ある漫画
一見すると荒い描線と、静かでどこか寂しく味わいのある作品雰囲気。絵柄に慣れてくると、クセのある描線さえも作品世界の演出に大き...

芸術大学の特徴や講義内容の当ブログの特集ページは↓からどうぞ。

芸大ってどんな大学?美大&音大の入試と風雅な講義内容まとめ
教科書と問題集を相手にする一般受験とは異質な難易度の「芸術大学」の入試と、大学の講義内容は、ほとんどの高校生には知り得ないも...




想像を絶する難易度…芸大の頂点「東京藝術大学」

東京藝術大学

東京藝術大学(とうきょうげいじゅつだいがく)は日本の芸術教育の最高学府。芸術家の養成を主な目的とする日本で唯一の国立の芸術大学であり、入学倍率の高さは日本随一である。 これまでに国内外で活躍する芸術家、演奏家、作曲家、研究者、教育者を数多く輩出している点から、 日本の美術(音楽)大学、美術(音楽)学部を擁する大学の中では最高峰に位置づけられている。美術学部(絵画科、彫刻科、工芸科、デザイン科、建築科、先端芸術表現科、芸術学科)と、音楽学部(作曲科、指揮科、声楽科、器楽科、邦楽科、楽理科、音楽環境創造科)の2学部14学科から成り、大学院に美術研究科、音楽研究科、映像研究科が置かれている。

2010年度入試結果  (志願者数/合格者数/倍率)
彫刻科 224人 / 20人 / 10.9倍
デザイン科 921人 / 46人 / 19.6倍
絵画科(日本画) 515人 / 25人 / 20.6倍
絵画科(油画) 1425人 / 55人 / 25.9倍


東京藝術大学の入学試験で、たった6時間で描かれたという「合格の絵」

東京藝術大学入学試験

東京藝術大学入学試験

音楽大学のレべル・難易度というとやはりトップは東京藝大になるでしょう。

東京芸大以外では、専攻の科目に よって違ってきますが、私立の音大の総合的なレべルは、桐朋学園、国立音大、武蔵野音大、東京音大そして公立の愛知県立芸術大学や京都市立芸術大学などは 一言で言うとほぼ横並びといっていいのでしょうか。最近は洗足学園などもレベルを上げてきているようです。

東京藝術大学の現役合格は極度に難しく、浪人、しかも3浪や5浪のような多浪が当たり前の厳しい世界のようです。東京藝術大学は国立大学なので、センター試験対策も必要。

ここまで来ると、高倍率で多浪が当たり前と言われる医学部受験とほとんど変わらないような気がしてきます。

医学部受験は高偏差値必須&東大京大卒の再受験組と大競争!
東大・京大・一橋・慶応・早稲田…大学受験時に憧れとされる有名国立大学・有名私立大学はいろいろありますが、それらとは異質な存在...



スポンサーリンク



東京藝術大学出身の著名な芸術家

村上隆(むらかみ たかし)

1986年(昭和61年)東京藝術大学美術学部日本画科卒業、1988年(昭和63年)同大学大学院美術研究科修士課程修了(修了制作次席)、1993年(平成5年)同博士後期課程修了、博士 (美術)。

日本アニメポップ的な作風の裏には、日本画の浮世絵や琳派の構成に影響されている部分も強く、日本画のフラット感、オタクの文脈とのリンクなど現代文化のキーワードが含まれている。中でもアニメ、フィギュアなどいわゆるサブカルチャーであるオタク系の題材を用いた作品が有名。

会田誠(あいだ まこと)

「取扱注意の作家」とも呼ばれ、美少女、エ口グ口、戦争、暴力、酒の賛美など、社会通念や道徳心に対するアンチテーゼを含む、センセーショナルな作品で知られる。

『巨大フジ隊員VSキングギドラ』(1993年)で注目され、『あぜ道』『切腹女子高生』『美しい旗(戦争画RETURNS)』などが代表作。ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に国内外で活動。『横浜トリエンナーレ2001』『六本木クロッシング2004』 (森美術館) などに出品。

音大生になるためには膨大な額のお金がかかる

音楽大学

音大に行くのは、医大に行くのと同じくらい、教育費がかかると言われますが、それ以上かもしれません。

レッスン代が、月10~18万円くらい、ずっとかかります。

音楽大学の学費がとても高いことは一般に知られていますが、それではなぜ高いのでしょうか?

これは、一般大学のように一人の教員が多人数を相手に授業を行うわけではなく、授業の核が個人レッスンによりおこなわれているからです。ほとんどの専攻で一人60分程度 の個人レッスンが週1回は行われています。

楽器の一例としてバイオリン本体が恐ろしく高く、音大に行くなら、どんなに安くても300万円のバイオリンが必要です。

もっとはっきり言うと、600万円以上のバイオリンが必要です。500万円~2000万円くらいでバイオリンを探す必要があります。

バイオリンの弓も高いものが必要です。弓も100~300万円くらいします。

音楽大学は入学してからも高い学費がかかりますが、音大を受験するまでも膨大な費用がかかります。独学ではまず合格しません。藝大や桐朋などを目指す人は幼少の頃から、その大学の先生に師事してレッスンを受けていきます。

専攻楽器のレッスン費、ピアノのレッスン費、ソルフェージュ等のレッスン費、楽器の購入費、楽器のメンテナンス費等々・・・。クラシックの音楽家になるのには「金とヒマがなければ出来ない」といわれるほど、膨大な練習時間とお金がかかります。




そこまで苦労して芸大に入っても卒業後の就職先は…

卒業後の進路は必ずしも芸術の分野に行くとは限りません。全く畑違いの仕事に就く人もいます。

特に音楽系は需要と供給が極端にアンバランスで、東京芸大を卒業したからと行って、楽団員の空きがなければ就職はできないわけです。

美術系は、デザイン系は需要が高いので、ほぼ100%就職の心配はないでしょう。

絵画や彫刻系は作家になる以外にも広告系や出版系、IT企業などに就職する人も多いし、教師になる人も多いですね。

絵画・彫刻家などの本物の芸術家として活動していけるのはごくごく一握りで、卒業後に就職せずにニートになる人も多いと聞きます。

芸大全般が、就職するために通う場所ではないように感じます。芸術系の中でも特にお金のかかる音楽系の芸大は、お金持ちの子息のための「高尚な趣味を洗練させる場」、と表現するのが良いのかも知れません。



仕事カテゴリーネットサービスカテゴリー健康カテゴリー美容カテゴリー恋愛カテゴリー教育カテゴリー知識カテゴリーお楽しみカテゴリー漫画カテゴリー小説カテゴリーアニメカテゴリーゲームカテゴリー購入技カテゴリー住宅カテゴリー趣味カテゴリータグブログ内検索トップページ