阿部洋一…独特のホラーでシュールな作品世界が魅力の漫画

阿部洋一漫画特徴解説

まるで版画のような、ちょっと異様な画風。それでいて、読者が喜ぶ女の子の萌えポイントやストーリーの面白さもしっかりとおさえている。

不思議で奇妙なオカルト系世界観と、ときおり混ざるシュールな笑いが病みつきになる、クセの強い漫画家・阿部洋一の紹介です。

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阿部洋一とは?

千葉県出身。京都精華大学ストーリーマンガコース卒業。

2011年、『血潜り林檎と金魚鉢男』が平成23年度 第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれる。




阿部洋一の主な漫画

阿部洋一の主な漫画

  • 少女奇談まこら(原作:平野俊貴、植竹須美男、2006年、月刊少年ファング、リイド社→ピテカントロプス、講談社→2011年、電撃コミック ジャパン、アスキー・メディアワークス)
  • バニラスパイダー(2009年、別冊少年マガジン、講談社、全3巻)
  • 血潜り林檎と金魚鉢男(2010年 – 2012年、電撃コミック ジャパン、既刊3巻)
    • 新・血潜り林檎と金魚鉢男(2014年 – 、コミック アース・スター)
  • 橙は、半透明に二度寝する(2013年 – 、別冊少年マガジン、既刊1巻)
  • オニクジョ (2015年 ヤングジャンプコミックス、全1巻)

阿部洋一の作風

阿部洋一の作風

妖怪や幽霊が出現する、和風オカルト系の漫画が非常に多い。また、本来は洋物である吸血鬼を「金魚鉢男」という日本の化け物にアレンジした「畳くさい吸血鬼モノ」という新ジャンルを開拓したりと、新進気鋭な作家。

最近は表舞台に出てくるようになってきたとはいえ、以前はマイナー雑誌でばかり連載していたのでマイナー雑誌が廃刊になって阿部洋一の漫画が巻き添えを食う形で途中で強制打ち切りになりやすいという不遇な漫画家。

オカルトジャンルの漫画ではあるが恐くはなく、「生.首になっても生きたままの女の子」のような超常要素がシュールな存在としてそのまま日常で扱われるような題材が多く、シュールな笑いもよく混ざる。

妖怪の血を引く娘が両親探しの旅「少女奇談まこら」

少女奇談まこら阿部洋一

阿部洋一のデビュー作である、幻の作品「少女奇談まこら」が完全版となって、復活!しかも、大幅加筆修正し、既存の読者も大満足の内容。妖怪皇(おう)と人間のハーフである少女・まこらは、いなくなった両親を捜す長い旅に出る…!

絵は阿部洋一が担当しているが、原作者が別なので他の阿部洋一作品と作品雰囲気が少し異なる。話は面白いが未完のまま続刊が出ず…。



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正体不明の金魚鉢男から人々を守れ!「血潜り林檎と金魚鉢男」

血潜り林檎と金魚鉢男阿部洋一

雨上がりの日の晴れたに出現するという吸血鬼・金魚鉢男。
そんな日に水場で怪我をするなどして出血すると瞬く間に金魚鉢男は出現し、男から金魚が飛び出し金魚に血を吸われ、肉体は金魚になってしまう!
そんなピンチをすくうのがスクール水着を着用して血潜りを仕事とする林檎。
その林檎を手助けをする事となったのが妹を金魚にされた普通の高校生・昊介(こうすけ)。
金魚鉢男?スク水?!まったくもって奇想天外のファンタジック・ホラー!

独特で魅力的な世界観をもったオカルト漫画。ヒロインの林檎を含め、金魚鉢男に襲われた人を救う「血潜り(ちもぐり)」の女性達は街中でもスクール水着(本人達は仕事着だと言っている)を着たまま平然と行動しているので、そのせいで警察から補導されたりと、シュールな光景が続く。ブログ管理人が最も好きな阿部洋一漫画。

長らく3巻で止まっていたが、最近「新・血潜り林檎と金魚鉢男」とタイトルをリニューアルして続きがWeb連載され始めて、続刊が出る日も近い!歓喜!




「橙は、半透明に二度寝する」「オニクジョ」

橙は、半透明に二度寝する阿部洋一

思春期‥‥、それは出口のない脳内迷宮。唯一無二の奇才、阿部洋一が描く、ナイトメアオムニバス! まるで純文学のような、漫画の新境地! 悩みながら、たまに間違えながら、皆生きている。大好きな友達の首を切った女の子。告白したら爆死しちゃう、爆死病の女の子。カブトムシをこよなく愛する女の子。普通すぎる「日常」のお隣には、いつだって「非日常」が。だけど、それは後からわかること‥‥。珠玉の短編7話で贈る、まるで純文学のような、漫画の新境地。(「橙は、半透明に二度寝する」の解説)

オニクジョ阿部洋一

大学生・岩倉宗太の部屋の向かいに住んでいるのは女子高生の九条ふきちゃん。ふきちゃんはトイレでもシャワーでもドアを開けっぱなしではいるちょっと変わった性.癖の持ち主。でも もっと変わっていたのは彼女は鬼たちの天敵“オニクジョ”だったこと…
●最強の怪作[金属のキミへ]所収(「オニクジョ」の解説)

どちらの本も独特の作中雰囲気の漫画ばかりで面白い。「橙は、半透明に二度寝する」は漫画らしからぬ文学的な雰囲気で、小説好きな方に特におすすめ。親友だった子の首を衝動的にかき切った女の子の話と、カブトムシが大好きな女の子の話がお気に入り。

京都の街へ山から下りてきては、主にD,QN的いやがらせやいたずらを繰り返すオニ達を、わりと無慈悲に殺して次々とクジョするオニクジョの漫画も面白く、シュールな笑いも多い。こちらは1巻完結なので、阿部洋一の漫画を知るには「オニクジョ」が最適かも。



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