ポスドク問題…高学歴ワーキングプアの典型例&不安定な年収

ポスドク問題解説まとめ

4年制の大学を卒業するときに、就職するか、それとも大学院に進むか、大学生の多くは悩みます。

大学院の博士課程を就職しないまま出てしまうと、ポスドク問題という深刻な問題に行き当たります。ポスドク問題とは何なのか?調べてまとめました。

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ポスドクとは?

大学の博士課程終了の研究者。主に博士号取得後に任期を決めて大学の研究職に就いている人。ポストドクターの略。

ポスドクは研究結果を生産することで給料をもらっており、所謂「研究のプロ」として働く人たちです。

国では研究者としてはごく普通の職業のひとつとされています。 また、研究における重要な次期担い手として期待もされているようです。




ポスドク問題を象徴する超名文…一度は読まれたし

→ポスドク問題に苦しむ東大卒の心の闇を文章化した名文

簡単に内容をまとめると

子供の頃から天才で東大に進む、その先も勿論エリートコース

海外で初めての挫折、そこから研究室を転々とする万年ポスドク

昔馬鹿にしてた同級生と海外で再開、既に家庭をもち幸せな生活を送っている様を見せ付けられる

格差を見せつけられ一人狭いアパートの中で大泣き

エリートの書いた文章だけあって読み手の頭にするするとよどみなく流れ込んでくる、非常に読みやすくて良い文章。そしてその内容は心に突き刺さる残酷な内容。


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ポスドク問題…苦労して博士課程を出たのに不安定な生活

ポスドク問題解説

3年程度の契約期間のせいで定期的に無職になる

ポスドクという仕事が何よりも問題視されていることは、契約期間がせいぜい数年程度しかなく、それでいて『契約の更新がない』という点です。

つまり、採用されポスドクとなったその瞬間に、退職へのカウントダウンが着実に進んでいる状態なのです。ポスドクは、次の進む道を捜しつつ、研究を続けていかなくてはならない上に、「数年後には無職になっている」という不安からくるプレッシャーと常に闘い続けなくてはならないのです。



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低年収を強いられる報われない生活

ポスドクの年収は、良くて500万~600万と言われています。 平均年収だと300万台の方が多いという現状があります。

博士研究員であっても給料がそれほど高くないというポスドクは、実際に問題となっています。

福利厚生の面では、健康保険がない人が全体の1割、通勤手当がない人が3割と、福利厚生・年収に関しては、ポスドクにとって厳しい現状があります。

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大学の教授的ポジションに就くことの難しさ

大学に進学して、大学院に進み、博士号を取得。
その後、大学に籍を置いて(有給かどうかはその講座次第)、
自分の研究したい分野について厚生労働省に企画書を出し、
他の大学の人と競って、自分の企画が優秀なら、国からお金がもらえます。
その国からの予算を使って自分のしたい研究を行い、
それを論文にして発表。
論文を幾つか発表すると、↑の企画書が通りやすくなります。
論文を発表し、その研究内容が有名になり、
世界や日本で認められるようになり、
なおかつどこかの大学の教授のポストが空いた時に、
教授選挙に立候補して、その大学の中での選挙に勝って
初めて大学教授になれます。

研究内容がヘボければなれません。
自分が全盛期の時に同じ分野の大学の教授のポストが空かないとなれません。
自分より優秀な人材が居て、教授選挙で勝てなければなれません。
自分より研究がヘボくても、人に取り入るのが上手く、選挙に勝つような奴がいればなれません。
非常に狭き門です。

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ごく一部のずば抜けて優秀な人を除いて、残りはまとめてポスドク・フリーター・無職のような地獄逝きの「博士課程」。調べれば調べる...




博士課程を出たら誰だって教授になりたいのに…

ポスドク教授

ポスドクから大学教授へと駆け上がることができるのはたったの10%程度であり、またポスドクの雇用を解除した人が15%程度となっています。報われないとされているポスドクの現状は、やはり研究の道をあきらめて他の進路へ進む人も多いようです。

勉強や研究が好きで博士課程へ進み、研究がしたいから大学で教授になりたい!という人は多いと思われるのですが、世間に認められる研究を成し遂げるというのは容易なことではありません。「ここにお宝が眠っているはず!」と3年くらい掛けて地面を掘っていても、結果分かったことは何も埋まっていないことだけだった…。こういうことが普通に起こるのが研究です。

教授になるには優れた論文を複数発表する以外にも、運良く空きのポストに滑り込めたということや、学会での政治的根回しのような能力も必要です。

一般に、博士課程まで進むと一般企業の就職は難しくなると言われがちなので、ポスドク問題や教授職に就く難易度を考えると、博士課程へ進むには大きなリスクを受け入れる覚悟が必要です。



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