電脳化や世界線理論…人気の高いわくわくするSF設定6選

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現実世界の物理法則的に可能かどうかはおいておいて、「その科学理論が実現可能であり実用化された世界」を描くSF。読んでいてあれこれ想像が膨らむ、知的で楽しい分野です。

いくつものSF作品を読んでいると、複数の作品に共通して登場する人気の高いSF理論があることが分かります。SFでよく見かける面白い理論や技術や発想を調べてまとめました。

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人間の脳とコンピューターの高度な融合

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脳に直接、膨大な数のマイクロマシンを注入し、神経細胞とマイクロマシンを結合させ、電気信号をやりとりすることで、マイクロマシン経由で脳と外部世界を直接接続する技術。これによって、ロボットなどのメカニックを直接操作したり、電脳ネット(インターネットのようなもの)などのネットワークと直接接続したりできる。その結果、あらゆる情報がリアルタイムで検索・共有可能になり、完璧なユビキタスネットワーク(※あらゆるところ、いたるところで利用可能なコンピュータネットワークをさす)を構築。




超高度な遺伝子操作技術により思い通りの人間を創造

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遺伝子工学とは、遺伝子を人工的に操作する技術を指し、特に生物の自然な生育過程では起こらない人為的な型式で行うことを意味している。

DNAを分離し、操作し、細胞もしくは生物に再導入して、そのDNAが増殖できるようにする過程からなる。有用なタンパク質を発現させることや、生物に新たな形質を導入することなどを目的とする。

極限まで知能を高めた人間や最高の美を生まれもった人間、毒物や物理的衝撃に耐性が高い人間を人工的に生み出す内容のSF作品が多い。

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他の惑星を人類が移住可能な環境にするテラフォーミング

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テラフォーミング(英: terraforming)とは、人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること。「地球化」、「惑星改造」、「惑星地球化計画」とも言われる。

火星は自転周期がほぼ地球と同じで昼夜があり、太陽光を定期的に受けられる。また、地下深くには大量の氷も確認されている。水と光があれば光合成から酸素を作り出すこともできるし、昨今の野菜工場のように、限られたスペースで作物を作ることも可能だ。この状況は、他の惑星に比べると、断然環境がいいといえ、それが、火星への移住が取りざたされる理由のひとつなのだとか。

国立天文台で惑星科学を研究する佐々木晶教授によれば「火星にはオゾン層がありません。紫外線が直接降り注ぐ状況なので、地上で生物が活動するのは難しいでしょう。また、大気はほとんどが二酸化炭素で、気圧も約6hPaと極端に低い。風も強く、惑星規模の大嵐も発生します。地表面温度もマイナス120℃から0℃と過酷な環境。もしも人間が移住するならば、シェルターでの生活になるでしょう。たとえるなら、外に出られない南極の昭和基地といった感じでしょうか」

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多世界解釈理論の実証と世界の成り立ちの解明

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ブライス・デウィットは、ヒュー・エヴェレットの論文に世界の分岐の概念を付加して、多世界解釈と名付けた。 その後、Heinz-Dieter Zehによって提唱されたデコヒーレンスにより、世界の分岐の理論付けがされた。

例として、人気SFノベルゲーム「シュタインズゲート」で登場した多世界解釈設定の1種。



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シュタインズゲート世界線

世界線

過去から未来までを含んだ1通り世界の歴史。様々な可能性が重ね合わせになっており完全に決定論的ではないが、別の過程を経ても収束と呼ばれる現象により場合によっては奇跡的な偶然が起こるなどして決まった結果に行き着く。他の歴史の可能性も可能性世界線として存在していて、なんらかの事態で歴史が変わるようになればそれに沿った別の世界線の世界へと再構成される。そのため、可能性が存在しているだけでパラレルワールドは存在せず、世界は常に1つのみとされる。

世界線収束範囲(アトラクタフィールド)

世界線ごとに異なる収束が巨視的にほぼ同じになっている世界線のまとまりで、1つの収束範囲内に数億本の世界線が重ね合わせになっている。大きな歴史的事件ごとの可能性によって別々のアトラクタフィールドが存在している。アトラクタフィールド同士もさらに巨視的に見ればほぼ同じ収束になっている。

アトラクタフィールド理論

世界線と世界線収束範囲の根拠となっている理論で、2020年の未来に提唱された。タイムマシンが開発された未来では実証されているとされる。

・世界線を1本の弦で表した際の振幅の幅のこと。この幅は世界線の可能性の限界。
・この幅の中で起こる事柄は多少の差はあれど確実に起こる。ただし、世界線が変わるような事でない場合はその限りではない。

簡単に言うと、世界線を移動しない場合にはある程度以上の変化は起こすことが出来ない、世界線を移動しないとその事象は多少の違いがあっても必ず起こる。ということになる。

世界線変動率(ダイバージェンス)

世界線が移って世界が再構成された際の差異を数値として表したもの。作中に登場するダイバージェンスメーターの数値は基準値が記録された世界線を0.000000%とした相対値に過ぎないが、世界線収束範囲は約1%ごとの範囲となっている。0%台のアトラクタフィールドをα、1%台をβと置いており、αであればアトラクタフィールドα、それに属する世界線をα世界線と呼ぶ。設定上、2%台ならγ世界線、3%台ならδ世界線となっており、マイナス0%台の場合はギリシア文字の大文字を使用してΩ世界線となっている。

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人間の人格と記憶をデジタルデータ化して永続的に存在させる

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精神転送とは、トランスヒューマニズムやサイエンス・フィクションで使われる用語であり、人間の心をコンピュータのような人工物に転送することを指す。

精神転送の考え方は、個人とは何か、霊魂は存在するかといった多くの哲学的疑問を生じさせ、多くの論者を惹きつける。

精神転送が理論的に可能だと判明したとしても、今のところ精神の状態を複製できるほど精密に記録する技術は無く、またコンピュータ上で精神をシミュレートするのにどれだけの計算能力と記憶容量を必要とするかも分かっていない。

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人類という種がより高次な種へ全体進化する

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ポストヒューマン(英: Posthuman)は、トランスヒューマニズムによる概念。仮説上の未来の種であり、「その基本能力は現在の人類に比べて非常に優れていて、現代の感覚ではもはや人間とは呼べない」ものとされる。

ポストヒューマンは、現在の人間の尺度から見て「神」のような存在になるとする考え方もある。これは別に一部のサイエンス・フィクションにあるような存在形態のレベルが上がるといった話ではなく、ポストヒューマンの知性や技術があまりにも高度で洗練されているため、人間が見たらその意味を理解できないだろうということである。

例として人気SFアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の人類補完計画。

新世紀エヴァンゲリオン人類補完計画

個体として群れ、互いに争い、妬み傷つき、自らを滅ぼさんとする人類は非常に脆弱な生き物だった。これに対して使徒は一切の他者を持たずに永遠に生きられる生命の実を与えられた生き物であり、知恵の実を手にした人類とは正反対ながらも、肉体を構成する物質はほぼ同じだった。
平たく言うのであれば、人類補完計画とは知恵の実を持ったヒトに生命の実を与え、使徒と同等の完全単一生命体に進化させる事である。個体である事を捨て一つになった人類(=生命のスープ、L.C.Lまで還元された個人同士の液体が凝集して個の輪郭と境界を失って全人類が1個になる)。そこには争いも諍いもなく、すべての魂がやすらぎの元に包まれるはずであった。

すごーい!いつでもフレンズたちに会えるー!




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