中性脂肪が脂肪細胞へ蓄積で肥満化…肥満のメカニズム解説

太る仕組み脂肪細胞燃焼

新しいダイエット理論やダイエット本が次々と発表され、流行していくのが世の常ですが、生化学的視点で「なぜ太るのか?」という肥満のメカニズムを正しく理解していないと、その時々のインチキダイエット法に騙されても気づかない、という事態に陥ります。細胞レベルでの太る・痩せるメカニズムを調べてまとめました。

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肥満は余剰エネルギーが脂肪細胞に取り込まれる事が原因

太る仕組み脂肪細胞燃焼

脂質や糖質は、摂取すると優れたエネルギー源になりますが、そのエネルギーを消化しきれない場合、多くが中性脂肪となって体内に際限なく蓄積されることになります。これが典型的な肥満です。

糖分は脂肪酸に変化し、脂質は脂肪酸から中性脂肪(グリセロール)になって、体内に溜まっていくのです。

これは、中性脂肪が長期保存が可能なエネルギー源であるからで、カラダは遺伝的に飢餓に備えるように出来ているため、いくらでも「貯蔵」しようとしてしまうからだと考えられています。

脂肪は皮下と内臓に蓄積(皮下脂肪・内臓脂肪)されますが、それは核を中性脂肪(脂肪滴)で満たされた細胞の集まりです。

この細胞を「脂肪細胞」といい、白色脂肪細胞(単胞性脂肪細胞)と褐色脂肪細胞(多胞性脂肪細胞)の2種類が知られています。

際限なく蓄積していくのは白色脂肪細胞の方。「脂肪細胞」とは主に白色を指す言葉で、ヒトの体内に300億個ほど存在しています。


http://iitokoronet.com/2015/09/10/post-691/




脂肪細胞の特徴

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白色脂肪細胞

白色脂肪細胞は、全身のあらゆるところに存在していますが、とくに下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の回りなどに多く、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されていきます。

以前は、白色脂肪細胞の数は、乳幼児や思春期など、ある一定の時期にだけ増加し、その時期に生涯の数が決定されると考えられていました。

しかし、最近の研究で、過剰なエネルギー摂取や運動不足などによって、すでに存在している白色脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると、成人になってからでも脂肪細胞の数を増やし、さらに脂肪を取り込むということがわかってきました。このため、肥満の人の白色脂肪細胞は、400〜600億個にもなるといわれています。



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褐色脂肪細胞

白色脂肪細胞が、余剰エネルギーを中性脂肪として貯蔵するのに対して、褐色脂肪細胞は、余分な脂肪を分解して熱を生み出し、エネルギーを消費する働きがあります。

しかし、褐色脂肪細胞は、首の後や肩甲骨の周辺、わき、心臓や腎臓のまわりなど、体の限られた部分にしか存在しません。

また、その数も、生まれたばかりのときがもっとも多く、成人になると加齢とともに減少し、特に40歳以降になると、激減してしまいます。褐色脂肪細胞の機能が低下すると、熱の産生が起こらず、エネルギー消費量が下がるので、この褐色脂肪細胞の減少が、 中年太りの大きな原因になるのではないかといわれています。


http://iitokoronet.com/2015/08/29/post-306/

インスリン分泌活性化が脂肪細胞の膨張に繋がってしまう

太る仕組み脂肪細胞燃焼

インスリンの仕事

  1. ブドウ糖が細胞の中へ取り込まれるように、働きかける。
  2. エネルギーが切れてしまわないように、ブドウ糖を貯蔵しておくことの出来る物質、動物性デンプン「グリコーゲン」に変えて肝臓や筋肉に蓄積する。
  3. 肝臓で蓄積されず余ったブドウ糖を中性脂肪として脂肪細胞の中へ取り込む。

甘い物を食べると血糖値が上がり、インスリンの分泌が促進されてしまう。

インスリンレベルの高い状態が続くと、エネルギーとして使われずに余った糖は脂肪細胞の中に取り込まれて蓄えられてしまう。よって体脂肪が増加することに。


http://iitokoronet.com/2015/08/18/post-53/




脂肪細胞に蓄えられた脂肪を何とかして減らす方法

太る仕組み脂肪細胞燃焼

脂肪燃焼メカニズム

活動エネルギーが必要な状態(有酸素運動など)となる

脳が脂肪を分解してエネルギーを生成するよう命令を出す

ノルアドレナリンやアドレナリンなどの「脂肪動員ホルモン(アデポキネチックホルモン)」が分泌される

脂肪を分解する酵素「リパーゼ」が活性化する

脂肪が分解され、グリセロールと遊離脂肪酸となり血液中に放出される

全身の筋肉で脂肪酸がエネルギーとして燃焼される

せっかく脂肪が遊離脂肪酸に分解されても、燃焼できなければ再び脂肪へと戻ってしまいます。分解した遊離脂肪酸を燃焼するためには、一定時間以上の運動が必要です。

体脂肪燃焼のために、まずは体内の糖分を使いきり、さらに運動を続けた上で、やっと体脂肪の燃焼モードに入りますが、その体脂肪を燃焼されるために体脂肪1gに対し7Kcalのエネルギー消費が必要となります。
となると、体脂肪を1Kg減らすためには、7,000Kcalものエネルギーを消費しなければならないということになります。

油滴に取り込まれた脂肪を分解させるためにはリパーゼという酵素が必要です。リパーゼは脂肪を包む油滴のすぐ近くに存在するのですが、油滴に阻害されて、なかなか脂肪に接触できません。接触するためにはホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン)の分泌が必要です。このようなホルモ ンが油滴の表面の扉を開けてくれるのです。これらのホルモンを出すためには中等度の全身運動を一定時間(30分)以上行うことが効果的だといわれています。

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