森博嗣…真賀田四季やスカイクロラで人気の漫画寄りの小説家

森博嗣小説おすすめ

SF小説の大御所であるのと同時に、オタク好みの漫画的作風であることから漫画化・アニメ化もされやすいという、オタク達にとってはなじみ深い一般小説家の「森博嗣(もり ひろし)」。

「すべてがFになる」「スカイ・クロラ」等で日本中に名を知らしめた人気作家・森博嗣の紹介です。

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森博嗣の来歴

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名古屋大学工学部建築学科へ進学、同大学大学院の修士課程修了後に三重大学工学部の助手として採用される。その後母校の助教授として勤務していた。

1990年、「フレッシュコンクリートの流動解析法に関する研究」で名古屋大学から工学博士を取得した。

1995年の夏休みに処.女作『冷たい密室と博士たち』を約1週間で執筆。原稿募集が始まったメフィストに投稿し、編集部から次作の要望を受ける。第4作『すべてがFになる』の完成後、メフィスト編集部がメフィスト賞の誕生を発表。『すべてがFになる』が第1回メフィスト賞受賞作となる。1996年4月のデビュー作『すべてがFになる』刊行時には第5作目までが刊行予定とされていた。それ以降も大学で勤務しながらハイペースで作品を発表し、一躍人気作家となる。当初の著者プロフィールでは「国立N大学助教授」や「某国立大学の工学部助教授」としていたが、2005年に大学を退職した後は「作家」や「工学博士」などに変更している。




森博嗣の作風

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作者が工学部の助教授であったことに加え、デビュー当時は一般的でなかったコンピュータや電子メールを駆使する人物、科学や工学分野に関する専門的な会話が説明なしに交わされたり、作中で難解な数学問題が提示されるという展開から「理系ミステリ」と評された。

論文や科研費の申請書などの事務書類で覚えたという論理的な文章でありながら、作中に詩や歌詞が挿入されるという展開、「意味なしジョーク」と称されるシュールなジョー ク、最後まで答えが明かされない難解なパズルや数学問題など、既存の作家には見られなかった特異な作風が話題となった。

当初は広義の推理小説を中心として執筆していたが、次第にSF、幻想小説、架空戦記、剣豪小説などの他ジャンル、ブログの書籍化、エッセイ、絵本、詩集といった他の分野へも進出を果たした。

本人によれば、推理小説ではストーリーに意外性を持たせるために先のことを考えずに執筆し、だいたい5割ぐらいまで作品ができてきたところで初めて犯人を誰にするか考えるという。本人いわく「何が真相かというのを自分も知らずに書いていれば『まさかこれはないだろう』というふうにできる」とのこと。 そのためにつじつまの合わないところが出てきた場合はそのシーンに戻って修正を加えるという。

森博嗣の代表作.1 すべてがFになる

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犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島(ひまかじま)に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。

真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺.人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。

萌絵の提案で犀川は萌絵と共に研究所を訪れたが、そこで不可思議な死/体が姿を現す。死/体は真賀田四季で、ウェディングドレスに身を包まれP1ロボットに固定されており、更には手足が切断されていた。自.殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は死後2、3日経過していると判断し、遺.体の状態から見て自.殺ではなく殺.人であるとの見解を示す。

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真賀田四季博士の強烈なキャラクター性と存在感が大きい、森博嗣の有名作。好評を博し、本作の派生作品も多い。読了後、意味深な作品タイトルの意味が分かった時には「なるほど~」と感心してしまう。漫画化・アニメ化と、何かとオタクに好まれる作品。

すべてがFになるの派生作品

  • すべてがFになる The Perfect Insider
  • 冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room
  • 笑わない数学者 Mathematical Goodbye
  • 詩的私的ジャック Jack the Poetical Private
  • 封印再度 Who Inside
  • 幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic
  • 夏のレプリカ Replaceable Summer
  • 今はもうない Switch Back
  • 数奇にして模型 Numerical Models
  • 有限と微小のパン The Perfect Outsider

原作小説

アニメ版



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森博嗣の代表作.2 女王の百年密室

西暦2113年。原野を彷徨っていたミチルとロイディは、不思議な老人に導かれ、森の中に聳え立つ宮殿へと辿り着く。周囲を高い壁で囲まれたそこは、外界から完全に隔離された小都市ルナティック・シティだった。ミチルたち理想郷とも言えるこの都市の社会システムと、その奇妙な深部に足を踏み入れて いく事になる。やがてミチルの脳裏を過ぎる残酷な光景。物語はミチルの凄惨な過去とリンクし、そのベールを解き明かしていく。

森博嗣小説おすすめ

独創的な作品世界が魅力。やっぱりどことなくオタク好みの作風。スズキユカによる漫画版の出来が素晴らしく、精緻な絵柄によって漫画に起こされた「女王の百年密室」+「迷宮百年の睡魔」はぜひ読んでおきたい。ブログ管理人のお気に入りのコレクション漫画の1つ。

原作小説

漫画版

代表作.3 スカイ・クロラシリーズ

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現実とはやや違う世界を舞台に、PMCの戦闘機パイロットをする人間が主人公の作品。物語の背景に戦争がありながら政治背景や戦況に関する説明はほとんどなく、終始淡々とした『僕』を語り手として物語は進んでいく。戦争と並んで『キルドレ』と呼ばれる存在が物語に大きく関わるが、その詳細は謎に包まれたまま、登場人物の意見が断片的に提示されるだけである。登場人物の名前は日本人風であるが、それ以外に日本を感じさせる要素は排除されている。日本という国名もその地名も登場せず、作中の食事のメニューもステーキやパイなど、特定の国との関わりを連想させないものに限られている。

シリーズは短編集を含め全6巻。ハードカバー、ノベルス、文庫が中央公論新社より刊行されている。ノベルス版の挿絵は鶴田謙二。

森博嗣は常に代表作であると意識している作品は『スカイ・クロラ』シリーズだと述べている。執筆を続けるうちに自信作の順位は変動しているという。

淡々として無機質な作中雰囲気が逆にクセになる人気シリーズ。若いまま永遠に生きられるキルドレになりたいようななりたくないような、不思議な気持ちになる独特な小説

スカイ・クロラの派生作品

  • スカイ・クロラ The Sky Crawlers
  • ナ・バ・テア None But Air
  • ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
  • フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
  • クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
  • スカイ・イクリプス Sky Eclipse

原作小説

アニメ映画版




おまけ:ブログ管理人イチオシのどきどきフェノメノン

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大学院生の佳那は、大学院のドクタコース(博士課程)に在籍している。「どきどき」の探求が趣味の一つ。佳那の毎日はどきどきの連続。好きな人の家を突き止めたり、公園で見かける彼の行動を密かに窺ったり……。

謎の怪僧・武蔵坊、大学院の後輩・水谷と鷹野、指導教官の相澤、公園で犬の銅像を磨く謎の男性、佳那をどきどきさせる面々は皆揃って変わり者…?

森博嗣の作品の中でも珍しいラブコメ小説。理系研究室のアイテム・語句が多数登場し、シュールでカオスな理系ラブコメが展開される。やっぱりオタクに好まれる漫画的作風。森博嗣作品の中ではマイナーだけど好きな小説です。

2017年冬アニメの視聴継続中の作品 第1位!




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