1%超富裕層と99%貧困層の格差社会アメリカは日本の未来像

アメリカ格差社会

世界最先端の科学技術開発と、世界一の国力を誇る「アメリカ」は、日本の数十年先を行く未来の社会モデルとして、何かと日本と比較対象にされます。

日本でも問題視され始めた「格差社会」は、日本の数十年先を行くアメリカでは非常に顕著なものなり、富裕層と貧困層の二極化が進んでいます。アメリカの格差社会状況を見れば、日本の社会の未来も占うことができそうです。

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格差が広がり貧困層が増大するアメリカ

アメリカ格差社会

2010年に貧困者が4620万人に達した米国

2010年の米国貧困者数が記録的な数に達した、と報道されている。さっそく調べてみたところ、貧困の境界線となる一世帯家族4人の年収は$22,314(約171万8100円)だ。月収に換算すると1859ドルだから、これはかなり厳しい暮らしになる。

例えばロサンゼルス近辺の場合、寝室が一つだけのアパートを借りると、月々の料金は安いものでも1200ドルほどかかる。家族4人なら両親がベッドルームで寝て、子ども二人は居間ということになると思うが、アパート代を払うと659ドルほどしか残らない。言うまでもなく、政府からの援助がなければ家族行き倒れになってしまう。

米国民の3分の1は貧困層か貧困層予備軍

米商務省の統計によると、米国の「貧困層」は4600万人にも及んでいます。世界最大の経済大国で、実に7人に1人が貧困層という事実に、米国では衝撃が走りました。ところが、本当の恐ろしさは、4600万人の背後にまだ表面化していない多くの「予備軍」が控えていることです。米国政調査局が2011年11月に明らかにした新貧困算定基準に基づくと、何と米国民の3人に1人が貧困、あるいは貧困予備軍に入る計算になります。

貧困人口の割合は、6人に1人に迫る勢いだが、人種別の格差も目立つ。黒人の貧困率が27.4%と突出しており、その後ヒスパニックが26.6%と続いている。つまり黒人とヒスパニック系は4人に1人以上という高い割合で貧困に属していることになる。

貧困層が集まる地域が「犯罪が頻発する危険なスラム」と化し、治安が著しく悪化するなど社会問題化している。

貧困層は安価で高カロリーなジャンクフードに頼り肥満で不健康化

アメリカ肥満原因

安くて大容量の高カロリー食品!アメリカ人が太りやすい理由
アメリカといえば世界一の経済力と軍事力を誇る超大国。国力の豊かさを象徴するかのように超ビッグサイズの食べ物が紹介されることが...

野菜や果物などは食べないんですか?
「私はシングルマザーで4人の子に食べさせないといけなかったから」。
減量指導をしたウィリー・ダウイーさん(69)が補足する。
「安価な食品ほど脂肪分とカロリーが高い。貧困が肥満を招くんだよ」
実はミシシッピ州は貧困率も約22%と全米一だ。貧しいと太るというのは、ちょっとのみ込みにくいが。同州の肥満問題に取り組むNGOの専務理事、サンド ラ・シェルソンさんは「肥満は飢えの裏返し」とまで断言する。「いつも空腹に悩まされていたら、カロリーの高いものを選ぶのは当然でしょう」




中流階級に貧困者が増えて中間層が貧困層へ落ちつつある

アメリカ格差社会



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白人層・高学歴層にまで広がる貧困

ミドルティア(Middle-Tier)の年間家計収入は2000年の約7.3万ドルから2010年には6.95万ドルへと減少しました。さらに純資産も 2001年の約13万ドルから2010年には9.3万ドルへと減少しました。中流に属するアンケート調査回答者のうち、実に85%が今の生活水準を維持することがより困難になったと回答しています。

実は米国では、中流家庭の世帯収入には、この30年、あまり大きな変化が見られない。インフレ率を考慮して計算した場合、2010年度の収入は1980年度に比較して、わずか11%の増加。一方、上位5%の富裕層の世帯収入は、同じ期間に42%も上昇している。富める者はさらに富み、貧しき者は、はさらに 貧しく、という傾向が顕著だ。

さらに、下位60%の世帯では収入が減少、一方で年収10万ドル以上の世帯では収入が増加、という結果になっている。

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上位1%の超富裕層はますます豊かに

トップ1%の富裕層の富は急増

アメリカ格差社会

トップ1%は、1980年から2000年まで、富を急上昇させましたが、残り99%の人は全く変わらない生活を過ごしています。

強い者にとってアメリカほど住み安い社会はないのかもしれない。1980年以降、市場原理が強調されるようになって、その傾向はさらに強まっているようだ。一九六五年には企業の最高経営責任者(CEO)と平均的な労働者の賃金格差は二四倍であったが、2003年には185倍にまで拡大している。この格差は、常識的に考えれば、“犯罪的”であるが、現実には当然と受け止められている。

富裕層は所持している潤沢な資本を元手に貧困層を働かせて莫大な利益を上げ、さらに資本を増やす。貧困層はわずかな賃金と引き替えに生涯しぼられ続ける、といった、「ある程度以上の金持ちはますます金持ちになる」という資本主義の原理が適用される。

富裕層は富裕層同士でコミュニティを作る

富裕な人々は互いに結び合いながら、頭の良い親から頭のよい子供を再生産できている。彼らは似たもの同士でコミュニティを築き上げ、その内部で純粋培養的な暮らしをしている。

一方貧困な地域には貧乏人ばかりが集まるようになる。そこでは、失業した人々が互いに孤立した暮しをし、子どもたちは貧困・絶望と共存しながら暮らさざるを得ない。彼らが高等教育を受ける機会は限りなくゼロに近い。こうした社会がアメリカの未来にとって問題なのは、これらがアメリカの伝統的な価値観とますます離れていくからだ。



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コメント

  1. 名無しさん より:

    どちらもユダ金が支配してる国
    という共通点がありますねw