暇すぎる追い出し部屋で社員に苦痛を与え自主退職へ追い込む

追い出し部屋

法的に直接はリストラできないので、様々な嫌がらせをして自主退職へと追い込む「追い出し部屋」の存在がひそかな話題となっています。会社における追い出し部屋とは何なのか?どういった事をさせられるのか?調べてまとめました。

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追い出し部屋とは?

追い出し部屋

追い出し部屋(おいだしべや)とは、日本の企業や団体の職場において、社員・職員を「自己都合退職」に追い込むため配属させる部署。

「正社員を容易に解雇できない規制」および「退職金の支給」を免れるため、一部の企業で脱法的に設けられている部署のことを指す。

会社が募集する希望退職に応じない社員や、戦力外となった社員を、仕事がなかったり単純労働を強いる部署に異動させ、自主退職を選ばざるを得なくなるようにするもの。また、他の部署からの応援要請に応えるなどの名目的な部署目的を掲げながら、実際には、自分自身が社外での自分の出向先、転籍先などを見つけることを業務内容とするケースもある。

事前に「労働時間の延長」、「一時帰休」、「賃下げを伴う時短」、「年俸制導入による実質賃下げ」といった下地作りで社内に危機感をあおり社員に「早く別の仕事を見つけた方がいい」という意識を芽生えさせる。経営側は、あらかじめ「退職されると不都合になる有能な社員」には事前に声をかけて根回しを行い、「退職に追い込みたい社員をグループ化」し、差別化を図る。




追い出し部屋の実例

追い出し部屋

「ア―――ッ!」、時折部屋中に響く奇声。しかし、周囲のスーツ姿の男性たちは、何事もないかのように無視し続ける。すぐさま、同僚との会話もなければ、電話もかかってこない……まるで図書館のような静けさに戻る。ここはいわゆる追い出し部屋の一種で、人事部はここにリストラ対象者を集め、社内失業状態にさせ、退職加算金や転職支援会社の紹介を組み合わせた優遇案を提示することで、退職に追い込む。通称は「リスト ラ部屋」。元の職場には生きて帰れないことから「ガス室」と呼ぶ社員もいる。



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リストラ部屋への異動を命じられると、午前9時前に出勤し、自身に割り当てられた席に着かねばならないものの、仕事の中身は決まっていない。そこに送り込まれた社員は自らのコネで社内の受け入れ先を探すか、早期退職して転職先を見つけるか、あるいは何と言われても居座り続けるかの3つの道しかない。

居座り続けても、会社から与えられた仕事はなく、やることを自分で決めな ければならない。対外的には「社員がスキルアップや求職活動のために通う部署」であり、スキルアップにつながるものであれば、何をやってもよく、多くの社員は市販のCD-ROMの教.材を用いての英会話学習やパソコンソフトの習熟、ビジネス書などの読書に取り組んでいる。

大手製造業のA社では、社内にキャリアデザイン室をつくり、そこに100人ぐらい中高年の45~55歳の管理職を押し込めています。そこでの業務命令は、 「あなたは就職先を探すこと」です。仕事を探してこないと、S、A、B、C、D、E評価のなかで、最低のE評価になってしまう。そうなると年俸は毎年50 万円ずつ下がります。無事に最高のS評価になるときは、就職先を自分で見つけた時。要するに、S評価になると、晴れて辞める。

「出向に応じてくれれば後で戻す」などと口約束で出向に出し、口約束は絵に描いた餅」と主張しています。また倒産がわかっている「死に体」同然のところに出向を命じ、その後倒産させる。労働者が「計られた」と思っても「どうにもならない」などとデタラメを言っています。これは出向に名を借りた「だまし討ち解雇」とでも言うべき手口です。




後味の悪すぎる追い出し部屋話「なんにもしない課」

追い出し部屋

藤子不二雄A作品「なんにもしない課」

ある日、主人公のサラリーマン・天野に調査課への辞令が下る。
調査課は社内では姥捨て山や番外地などと呼ばれ、今でいう窓際族の吹き溜まりだった。
幹部が起こした仕事のミスの皺寄せが末端担当だった天野に来てしまったのが理由だという。
せっかく今まで営業として活躍してきたのに…と憤慨する天野だが、既に辞令は下っている為覆す事は出来なかった。

翌日、天野は調査課へと向かった。
課長の田所は挨拶を済ませるや否や「それじゃあ私は失礼して一眠りしますから」と居眠りを始めてしまった。
天野が慌てて田所を起こそうとすると、細井という男が
「課長は居眠りを邪魔されるのを嫌がるんですよ」と天野を止めて席へ案内した。
始業ベルが室内に鳴り響くと、細井は「さぁ仕事だ!仕事だ!」と新聞の記事でスクラップブックを作り始めた。
天野はそれを会社の資料作成だと思い手伝おうとするが、細井は
「これは私が勝手に暇潰しでやっているんです。何もしなくていいです」と手伝いを拒否した。
細井曰く、
「この調査課では会社の仕事は何もしなくていいし自分のやりたい事は何をやってもいいんです。
 責任ある事は何一つしないで給料を貰えるんですよ」と言う。
居眠りをする者、売れない小説を書く者、読書をする者、編み物をする者、
酒を煽る者、麻雀をする者…調査課の人間はそれぞれの方法で暇を潰していた。

天野は暇潰しの方法が見つけられず居ても立ってもいられなくなり、営業課を覗きに行こうとする。
だが細井から「勤務時間中はトイレ以外でこの部屋から出てはいけない規則があるんです。
第一…行ったところで誰も相手にしてくれませんよ」と言われ、渋々席に座り直す。

やがて終業ベルがなり、細井が天野に
「ここは残業が無くて定時で帰れますから奥さんが喜びますよ」と話し掛けると天野は細井の暢気さに激昂した。
「人間を終日部屋に閉じ込めて飼い殺しにするなんて事が許されていいと思ってるのか!?」
しかし細井は天野を無視してさっさと帰ってしまった。その後、課内で酒を煽っていた社員が天野を酒場へ誘った。
酒場に着くと、天野はその社員から細井が何故調査課に来たのかを聞いてみた。
「あの人、組合の執行委員長(※労働者の待遇改善を訴える団体の代表者、会社経営者に邪魔者と見なされる)に担ぎ出されちゃったんですよ。なかなかの正義漢だし融通も利かないもんで
 真正面から会社とやりあったらしいんです。そのせいで調査課に10年間もいるんです」
「でも最近細井さんご機嫌なんですよ。この会社じゃあ何かめでたい事があったら、
調査課から1人か2人マトモな課に転属できる特赦があって、それが細井さんに下るんじゃないかって…」

数日後、調査課に特赦が下る。だが特赦が与えられたのは課長の田所だった。細井は調査課課長に昇進してしまった。
その日の夜、天野が読んでいた夕刊に細井の写真が載っていた。「調査課課長・謎の自.殺」という見出しと共に。

翌日出勤した天野は、引き出しから新聞の記事とハサミを取り出しスクラップブックを作り始めた。
「俺は死ぬもんか…一生この会社にへばりついてやる…!」

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