発達障害と診断されたら障害者手帳の申請など支援を受けよう

発達障害対策診断

「衝動性が強く、大事な事を憶えていられない、集中力がない」といった症状を呈する発達障害が少しずつ問題視されるようになってきました。発達障害を知らない健常者からすればやる気がない、仕事ができないと映りがちなので差別され、ろくに就職も出来ないという厳しい状況です。

発達障害の方が、自身が発達障害と気づいたきっかけや、その後の対処方法を調べてまとめました。

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発達障害だと気づいたきっかけ

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大人で発達障害の方は下記のような自覚症状があります。

・年齢に見合わない行動、衝動、不注意
・読む事、書く事、計算する事が困難
・対人関係の障害
・コミュニケーションの障害
・極端な興味や行動のこだわり
・整理整頓が苦手で、書類の整理ができない
・誰にも聞かずに勝手に判断してしまう
・仕事のミスが多い
・時間が守れない
・落ち着きが無い
・場の雰囲気が読めない
・キレやすい

以上が大人の感じる発達障害の症状ですが、これらは、学生時代は周囲や大人がカバーしてくれて、なんとかなっていた場合が多いです。

それが、社会に出ると急に馴染めなくなり、仕事が困難になってしまったりして生活しにくくなります




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原因を突き詰めていくことによって、発達障害と診断される事が多いです。

子どもの異変に親が気づいて診断させて発覚するパターン

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たとえば言語の発達が全体的に低かったりすると、3、4歳のときに明らかに発語が遅いとか、言葉の組み立てが悪いということで気がつきます。あるいは相手の気持ちを読むことが苦手な場合、幼稚園や小学校で集団生活を送るようになった段階で難しさが出てきたり、中学や高校に進んで、周りがどんどん大人になっていく中で、その変化に追いつけなくなったり。いわゆるガールズトークができない、みたいなことです。

子どもの頃は問題がなくても、大人になってから生きづらさに気がつく人も決して少なくない。たとえば、大学生になって、それまでの与えられる時間 割から自分で選んで組み立てる時間割になると、対応できずに不登校になってしまう。あるいは大学では与えられた課題に「書いて」応えることで成果を出してこられたが、就職活動で面接という動きのあるコミュニケーションになると、目が合わない、言葉がうまく出ない、表情がない、といった違和感で落とされる。 もちろん、社会に出て相当な年月が経ってから気がつく場合もある。




発達障害の種類と症状と原因

ADHDと発達障碍の関係

発達障害とは、様々な要因によって、生まれ持って脳に障害を持ち、行動に偏りがあったり、苦手なことがあったりします。

親でもなかなか気づきにくく、理解されることも少ないです。

現状、発達障害は大きく3タイプに分けることができます。

・(高機能)広汎性発達障害
自閉症と、アスペルガー症候群が含まれ、
対人関係能力に障害を持ち、同じ動作の行動をとったり、
こだわりが強かったり、興味を持つものが偏っているというような症状があります。

高機能とはIQ70以上で知的障.害がないという意味です。

・学習障害(LD)
知的発達の遅れはなく、
「書く」、「読む」、「計算する」、「聞く」など、
能力の中で特定のものや複数が出来ない障害です。

症状が軽いと気づくのが遅れる場合があります。

・注意欠陥・多動性障害(ADHD)
集中力、注意力が散漫で、じっとしていられないのが特徴です。
考えるよりも先に体が動いてしまう衝動性もあります。

どういう経緯で、脳機能に障害が起きるのか。今のところ原因不明の部分が多いです。

抑制や自制に関する脳の神経回路が発達の段階で損なわれているという点までは確からしいが、その特定の部位・機能が損なわれる機序は仮説の域を出ない。

機能不全が疑われている脳の部位には、大きく3箇所ある。ADHDの子供達はこれらが有意に縮小していることが見出される。

・右前頭前皮質
注意をそらさずに我慢すること、自意識や時間の意識に関連している
・大脳基底核の尾状核と淡蒼球
反射的な反応を抑える、皮質領域への神経入力を調節する
・小脳虫部
動機付け

遺伝的な要因が考えられていますが、環境ホルモンの影響、食生活、運動不足など、様々なことが原因と言われています。

原因不明な部分が多いですが、発達障害の子供を生む可能性を低くすることは可能です。

主に妊/娠中ですが、喫煙、風疹などの病気、飲酒。これらを気をつけるだけで、発達障害のリスクを減らすことができます。

当ブログでの発達障害の特集ページは↓からどうぞ

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発達障害の方は障害者手帳の申請がおすすめ

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発達障害者が「精神障害者手帳」を取得するメリットは何でしょうか。

メリット1:交通費が多少安くなる
「精神障害3級」でも、都内ですと都営交通はすべて無料となります。
各地方自治体によって違いもありますが、概ね公共交通機関(自治体経営)は安くなると考えてOKです。
JRや飛行機、私鉄などは安くなりませんので、身近な交通機関がそういったものしかない人にはあまりメリットではないかもしれません。
メリット2:税金が安くなる
これもそれぞれの地方自治体の対応に違いがありますが、概ね住民税がかなり安くなります。
東京都であれば住民税はほぼ無料です。
また「障害者控除」という枠が適用されますので、課税金額が安くなります。
年収400万円までくらいであれば、個人事業主ならば確定申告すると源泉徴収された額がほぼ全額戻ってきます。
サラリーマンで会社に障害者申告をしていないのであれば、メリットはあまりないかもしれません。
ただし会社の経理といえども、個人情報の守秘義務はあるはずなので、親しい上司や経理の人に相談してみるのもひとつの手です。
もし会社に降格や部署異動、解雇などのデメリットなく、障害者であるという申告が通れば、年末調整でガッツリお金が戻ってくるはずです。
正社員でなく、派遣やアルバイトでも同じです。
明細に「給与」と書いてある人すべてに適用されます。

他にも

エンタテイメントが安く楽しめる

生活困難者にとってまさにどうでもいいことなのかもしれませんが、人生には潤いも必要ですよね。
と、国が思っているのかどうだかわかりませんが、精神障害者手帳を取得すると、なぜか映画がいつでも1000円で見ることができます。
同行者1人まで同額です。
また国立や自治体主催の美術館なども、無料で入ることができます。
一部の演劇劇場なども割引があります。
テーマパークなども割引がありますが、某夢の国には割引はありませんのでご注意を。

携帯電話代金が安くなる

これは地味にお得なのですが、3大キャリアすべてで障害者割引が適用できます。
au以外はあんまりメリットなさそうですが、毎月のことなのでボディブローのように効いてきます。

自立支援制度の手続き簡略化

これはめんどくさがり&先延ばしグセのある発達障害にはありがたい制度。
いちいち医療機関にいかなくても、自立支援の申請が手帳一つで済みます。
ただし納税証明書はどうしても必要なので、めんどくさい手続きが1つ減るだけ、と考えてもいいですね。
医療機関に支払う診断書代金がその分浮くと考えるのもありです。




障害者手帳の申請方法

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1.かかりつけの医師に相談する

まず、自分が発達障害またはその併存疾患にためにかかっている医療機関の主治医に、精神障害者保健福祉手帳を取得したい旨を相談します。このとき、初診日から六ヶ月以上経過していることが条件です。

診断書を書くことに同意してくれるなら次のステップに進みましょう。もしその医療機関の医師が同意してくれなくても、別の医療機関の医師(特に大人の発達障害をよく診ている専門家など)は同意してくれることがあります。

2.市区町村の窓口で必要書類をもらう

お住まいの市区町村の障害福祉担当課(地域によって名前が異なる場合があるので、わからなければ職員に聞いてください)に出向き、精神障害者保健福祉手帳の申請のための診断書をもらいます。

3.診断書を書いてもらう

医師の指示にそって、かかっている医療機関に診断書を提出し、必要事項を記入してもらいます。(自立支援医療を同時申請する場合は、診断書の右下の項目も記入してもらいます)

4.市区町村の窓口に提出する

以下の必要な物を揃えて、最初に書類をもらった市区町村の担当課に出向きます。

■精神障害者保健福祉手帳 診断書(医師の記入済み)

■顔写真
■印鑑

「障害年金」「特別障害給付金」をもらっている場合は、診断書の代わりに以下のものを用意します。

障害年金の場合
■障害年金の年金証書・年金裁定通知書の写し・ 直近の年金振込通知書または年金支払通知書の写しなど
■同意書

特別障害給付金の場合
■ 特別障害給付金受給資格者証(特別障害者給付金支給決定通知書)の写し・ 直近の国庫金振込通知書の写しなど
■ 同意書

同意書は年金事務所等へ照会するためのものであり、窓口でもらえます。

以上のものを持参して窓口についたら、

■精神障害者保健福祉手帳 申請書

をもらい、担当職員の指示にそって、必要事項を記入し、印鑑を押します。そして持ってきた診断書などの書類や写真と一緒に提出します。

5.交付通知を受け取る

申請から数ヶ月経って、審査が終わると、手帳を交付するかどうか記した通知書が送られてきます。交付が認められた場合は、通知書と印鑑を窓口に持って行って、手帳を受け取ります。

6.手帳を活用する

さきほど挙げたさまざまなメリットを用いるには、自分から手帳を提示したり、利用を申し込んだりする必要があります。携帯電話料金の割引など、毎日の出費に関わるものから順に取り組んでいきましょう。



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