象の足にデーモン・コア…悪名高い超危険な放射線事件まとめ

atomjiken7

何万年と熱エネルギーを得続けられる原子力反応は、1万年程度の人類史のスケールからすれば、まさに半永久的にエネルギーを得られる夢の資源。

しかし、その実態は、時には人を死に至らしめる放射線量を発生させる核分裂反応を制御しつつ、おそるおそるおこぼれの熱エネルギーを得ている、というものであり、原子力を使った実験や発電には恐ろしい事件があります。一部には、世界のとある国で現在進行形で被害をもたらしているものも…。歴史に残る原子力事故を調べてまとめました。

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現在進行形で近づくだけで死に至る「象の足」

チェルノブイリ象の足

チェルノブイリ象の足

チェルノブイリ象の足




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例えに用いられる動物の象の足

チェルノブイリ象の足

象の足ってのは形状から生まれた呼び名。
チェルノブイリ事故の時にコンクリでもおっかぶせて固めちまえ!
って応急処置したときに、
溶けた核燃料とコンクリその他が混じって流れて固まったもの。
ほぼ核燃料そのままむき出しと同じようなモノ。
だからとんでもなく放射線量が高い。それが即,死レベルってこと。
研究者たちが離れたところから象の足をピストルで撃って、
砕けた破片をロボットで回収したことがあるんだと。
すごくきれいな緑色の個体なんだそうな。それがチェルノブイリの宝石。
もちろんとんでもない高放射線量なんだけど。

チェルノブイリの原発事故で燃料が溶けだしてできた物体
放射能が強すぎて近づくだけでバタバタ死ぬ

象の足からは80sv/hの放射線が出ているという。

含まれる放射性物質の主成分はプルトニウム(※容易に核分裂するので原子爆弾や水素爆弾に利用、核燃料としても重要で、半減期は約2万4360年。毒性はきわめて強い)とされている。

チェルノブイリ原子力発電所事故

1986年4月26日1時23分にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。後に決められた国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類され、世界で最大の原子力発電所事故の一つである。

当時、チェルノブイリ原子力発電所にはソ連が独自に設計開発した4つの原子炉が稼働しており、そのうち4号炉が炉心溶融(俗にいう「メルトダウン(原子炉中の燃料集合体が(炉心を構成する制御棒やステンレススチール製の支持構造物等をも含めて)核燃料の過熱により融解すること)」)ののち爆発し、放射性降下物がウクライナ・白ロシア(ベラルーシ)・ロシアなどを汚染した、史上最悪の原子力事故とされていた。



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事故発生時、4号炉では動作試験が行われていた。試験の内容はいわゆるストレステストで、外部電源が遮断された場合の非常用ディーゼル発電機起動完了に要する約40秒間、原子炉の蒸気タービンの惰性回転のみで各システムへの電力を充足できるか否かを確認するものであった。しかし、責任者の不適切な判断や、炉の特性による予期せぬ事態の発生により、不安定状態から暴走に至り、最終的に爆発した。

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至近距離で致死量被曝「デーモン・コア(悪魔のコア)」

デーモン・コア悪魔のコア

デーモン・コア(Demon core)とは、アメリカのロスアラモス研究所で各種の実験に使われ、後に原子爆弾に組み込まれてクロスロード作戦に使用された約14ポンド(6.2kg)の未臨界量のプルトニウムの塊。不注意な取り扱いのために1945年と1946年にそれぞれ臨界状態に達してしまう事故を起こし、二人の科学者の命を奪ったことから「デーモン・コア(悪魔のコア)」のあだ名がつけられた。

第一のデーモン・コアの悲劇

1945年8月21日、ロスアラモス研究所で働いていた物理学者のハリー・ダリアンは、後にデーモン・コアと呼ばれるプルトニウムの塊を用いて中性子反射体の働きを見る実験を行っていた。プルトニウムの塊の周囲に中性子反射体である炭化タングステンのブロックを積み重ねることで徐々に臨界に近づける、という要旨の実験であった。ブロックをコアに近づけ過ぎると即座に臨界状態に達して核分裂が始まり、大量の中性子線が放たれるため危険である。しかしダリアンは手が滑り、ブロックを誤ってプルトニウムの塊の上に落下させてしまった。プルトニウムの塊は即座に核分裂を起こし、そこから放たれた中性子線はダリアンを直撃した。ダリアンはあわててブロックをプルトニウムの塊の上からどかせたものの、彼はすでに致死量の放射線 (推定5.1シーベルト)を浴びていた。ダリアンは25日後に急性放射線障害のために死.亡した。

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第二のデーモン・コアの悲劇

デーモン・コア悪魔のコア

1946年5月21日、カナダ出身の物理学者ルイス・スローティンと同僚らはロスアラモス研究所にて、未臨界の核分裂性物質に中性子反射体をどの程度近づければ臨界状態に達するか、の正確な距離を調べる実験を行っていた。今回使われた中性子反射体はベリリウム、 臨界前の核分裂性物質として使われたのは前年ダリアンの命を奪ったデーモン・コアである。スローティンらは球体状にしたベリリウムを分割して二つの半球状 にしたものを用意し、その中央にデーモン・コアを組み込んだ。そして、ベリリウムの半球の上半分と下半分との間にマイナスドライバーを挟み込み、手に持っ たマイナスドライバーをぐらぐらさせて上半分の半球をコアに近づけたり離したりしながらシンチレーション検出器で相対的な比放射能を測る、という実験を行った。挟みこんだドライバーが外れて二つの半球を完全にくっつけてしまうと、デーモン・コアは即座に臨界に達し、大量の中性子線が放たれるため危険である。この実験は、たった一つの小さなミスも許されない危険性からロスアラモス研究所のスタッフの中でも人望高い研究者リチャード・ファインマンが「ドラゴンの尻尾をくすぐるようなものだ」(”tickling the dragon’s tail”)と批判し、他のほとんどの研究者は実験への参加を拒否したほど悪名高いものであった。しかし、功名心の強い若き科学者であったスローティンは皆の先頭に立って何度かこの手の実験に参加しており、ロスアラモスのノーベル賞物理学者エンリコ・フェルミも「そんな調子では年内に死ぬぞ」と忠告していたと言われる。

そしてついにこの日、スローティンの手が滑り、挟みこんだドライバーが外れて二つの半球が完全にくっついてしまった。即座にデーモン・コアから青い光が放たれ、スローティンの体を熱波が貫いた。コアが臨界状態に達して大量の中性子線が放出されたことに気づいたスローティンは、あわてて半球の上半分を叩きのけ連鎖反応をストップさせ他の研究者たちの命を守ろうとした。彼は文字通り皆の先頭に立って実験を行っていたため、他の研究者たちへの放射線をさえぎる形で大量の放射線をもろに浴びてしまった。彼はわずか1秒の間に致死量(21シーベルト)の中性子線とガンマ線を浴び、放射線障害のために9日後に死.亡した。




人間が致死量レベルの放射線を浴びるとどうなるの?

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強い放射線を浴びても、細胞はほとんど死なない。
ただ、細胞の核中にあるDNAが破壊されて細胞分裂ができなくなるので、再生できなくなり、一定期間後(今ある細胞が寿命を迎えて死んだ時)に症状が表れ始める。

皮膚が全部垢になって剥がれおちて、下の生肉がむき出しになる(大火傷と同じ症状)
血球を作る骨髄細胞が消滅して、免疫がなくなる(エ.イズと同じ症状)・・・などなど。

脳や神経の細胞はずっと生き続けるため、意識・感覚はそのまま死ぬまで生き地獄が続く。

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