事実婚…夫婦別姓や子育てのハードルが下がる新しい結婚形式

事実婚メリット

正式に、結婚という契約を結んでしまうと、法的に自由が制限されまくったり、義理の親戚が増えたりするのが嫌で、結婚に踏み切れないで居るカップルは相当数に上ります。

そこで、婚姻届を出さずに、結婚生活のような同棲をして自由に子どもを育てる「事実婚(じじつこん)」が増えつつあります。離婚率が著しく高い海外などは、最初から結婚しない事実婚を社会的に許容することで少子化の回復に成功している国も多いようです。今の非婚時代に必要な、事実婚を調べてまとめました。

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事実婚とは?

事実婚メリット

事実婚とは、婚姻届を提出する「法律婚」と区別される言葉で、婚姻届を出さないで事実上の夫婦生活を営む結婚形態のことをいいます。

当人同士の意思により、入籍はしないけれど社会的には入籍をしている夫婦と同様の状態です。

事実婚のメリット

  • どちらか(主に女性)が改姓しなくてよい
  • 戸籍の姓と通称を使い分ける煩わしさがない
    (※法律婚→改姓→通称併用と比べて)
  • 氏名変更手続きの煩わしさがない
  • 相手の家(親)に「婿」や「嫁」という見方をされない
    (※見られたくない場合)
    (※ex.→「息子の妻」、「娘の夫」という見方をされる)
  • 親戚関係にほどよい距離を保てる
  • 対等なパートナーシップを築きやすい
  • 束縛されず精神的に自由でいられる
  • 別れても戸籍に×がつかない

事実婚のデメリット

  • 親や周囲の理解を得るのが大変
  • 携帯電話の家族割引が利用できない場合がある
  • 社会的信用を得にくい
  • 税金の配偶者控除を受けられない
  • 子どもが非嫡出子になる
  • 家族だが親子の姓が統一されない
  • 事実婚であることの説明が煩わしい
  • 夫婦間で相続権がない
  • 遺言により相続できても相続税がかかる
  • 生命保険の受取人に指定するのが困難

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海外では事実婚の許容で少子化が改善されている

事実婚メリット

フランスでは1980年から出生率が急速に下がり、政府が出生率を2.07まで改善させる目標を定めました。

その対策がこちらです。

●保育ママ制度
女性の勤労と育児を両立することを可能とする。

●N分N乗税制
子どもが多いほど課税が安くなる。

●「結婚」してなくてもOK
結婚していない事実婚カップルやシングルマザーであっても、社会福祉や公的な利益を、夫婦と同じレベルで受けることができる。

フランスの少子化対策で注目したいのは、やはり結婚しなくてもOKなところ。
結婚にとらわれず、自由なライフスタイルを実現できます。それでいて、普通の家族同様の手当てを受け、安心して子育てすることができるのです。

子どもが増えれば税金が安くなるのもお得です。

しかし、フランスの家族政策への財政支出は日本の5倍近くになり、財政事情は厳しいと言われています。
しかし、家族政策の支出は「国の将来を見据えた投資」とみなされており、子育てを社会全体で支えるための高いコストが支持されているのです。



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事実婚のいいところ

事実婚メリット

1、仮面夫婦にならなくてすむ

現在離婚する人は多いですが、仮面夫婦はさらに多いでしょう。法律婚(婚姻届を出す一般的な結婚)の場合、金銭面、世間体、手続きの大変さ、子供や親族の問題など、離婚したくてもできない理由は実に多くあります。
一方で、事実婚の最大のメリットは「別れやすさ」。事実婚は別れる際の手続きが、非常に簡単。届けは不要、苗字が変わらないので免許やキャッシュカードの書き換えも不要、戸籍にバツもつきません。事実婚の場合夫婦共働きが基本ですし、親戚との関わりもほとんどありません。
ガマンして仮面夫婦でいる必要はなく、自分らしい生き方を選択できます。

2、二人の関係が対等

事実婚はいつ別れて一人になるかわからないので、専業主婦という選択はあまりなく、女子も仕事を持つことが多いです。お互いに経済的に自立しているため、家事も分担制が基本。法律婚にみられる「家事は女がやって当たり前」という嫁意識も、薄いのが特徴。「仕事に家事と、女ばかり不平等だ」と思う機会は少ないでしょう。

3、適度な緊張感が保てる

お互い安心できる相手でありながらも、いつ他に好きな人ができて、フラれるかわからない状態。「慣れすぎる」ということはなく、適度な緊張感を保つ必要がありますよね。家族というよりは、いつまでも恋人気分でいられます。

4、嫁という役割がない

男は、仕事さえ出来れば「いい夫」と言われます。イクメンは今のところ十分条件であって、必要条件ではありません。
一方で「いい嫁」になるには、求められることが多い。家事もできて、子育てもうまくて、親戚関係をスムーズにこなして、仕事もして、やっといい嫁と言わます。他人とはいえ身内なので厳しく言われることも多く、気苦労や揉め事は耐えないもの。
事実婚であれば、そこまで厳しく言われません。「いい嫁」でなくて、「いい奥さん」であればいいだけ。相手の両親や親戚を気にする必要はありません。


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事実婚は結婚と子をもうける事のハードルを大きく下げる

事実婚メリット

何ヶ月もかけて結婚式の段取りを決めることや、300万円以上もかかる結婚式、家庭内での夫婦の不和や、その後の離婚のリスクなど、事実として結婚のハードルが高すぎる今の日本社会は、非婚化へと進んでいます。

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莫大な金銭的・時間的コストをかけて結婚し、何年も夫婦喧嘩で苦しんだ挙げ句、お互いボロボロになった末に結局離婚する…というのは見方によっては一種の茶番劇なので、それを避けるために気軽に結婚・気軽に離婚、という結婚と子育ての大きくハードルを下げる社会的装置がどうしても必要になります。

これまでの形式や、旧い倫理観に縛られていてはただ少子化が進む一方なので、事実婚もこれからは先進国の中で必要性が増してくる見通しです。

今日も一日がんばるぞい!




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