共依存…自己が確立できずに恋愛や人間関係に執着する依存症

共依存特徴症状治療

病んだ精神状態にある2人が、ゆがんだ需要と供給の関係によって依存し合う「共依存(きょういぞん)」。当人達にとっては一種の幸福の形なのかもしれませんが、その関係をずっと続けた先に待っているのは、ほとんどの場合、破滅だけです。

もしかするとあなた自身も陥ることになるかもしれない、恐怖の人間関係「共依存」について調べてまとめました。

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共依存の関係でよく見られる特徴

共依存特徴症状治療

●自分のことや世話はそっちのけにして、相手の世話ばかり焼きたくなる。
●相手に好かれる為にはどんな手段も選ばなかったり、好かれる為に気持ちをコントロールしたりする。
●潜在的依存欲求がある、甘えた考え。社会的、精神的に自立できていない。
●物事を物凄く極端に捉える、1か100か、黒か白かといった具合に、グレーゾーンがない。
●甘やかすのと愛情とを完全に取り違えている。

共依存(きょういそん、きょういぞん、英語: Co-dependency)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。すなわち「人を世話・介護することへの依存」「愛情という名の支配」である。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとする。




共依存に陥る人の行動的特徴

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1.相手の気持ちを敏感に察して言われる前にやるようにしている

2.つき合う相手で服装、髪型が変わる

3.何でもやってあげたくなってしまう(尽くしすぎる)

4.メールやLINEの返信が遅いと嫌われているのではないかと不安になる

5.自分よりも相手を優先する

6.一人でやって行く自信がなく、いつも誰かに頼ってしまう

7.相手が落ち込んでいると感情移入しすぎてしまう

8.ひどいことをされても最後にはいつも許してしまう

9.相手の問題も自分のせいだと思う

10.問題があっても波風を立てたくない

11.自分は「こうあるべき」「こうなるはず」という思い込みが激しいと思う

12.ノーと言えず、何でも引き受けてしまう。結果疲れてしまったり恨んだりする

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性格的特徴

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・自分が好きになれない

・言いたいことが言えない、うまく気持ちを伝えられない

・人の役に立ちたいと人一倍思っている

・物事を客観的に見るのが苦手

・自分と他人との線引きが上手くできない

・感情的

・現実逃避しやすい

・世話をするのが好き

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共依存の症状の詳細解説

共依存特徴症状治療

●自らを犠牲にして他人を助けたり、世話したりする
自分が他人にとって必要になっており、ありがたがられる、などの報酬を無意識に期待している。目先の愛情にとらわれて他人の世話をするが、大きな目で見ると他人や自分を破滅に導いていることに気がつかない(例・不良息子や飲んだくれ亭主に必死に働いてお金をあげたり、本人達の不始末を代わりに謝る)

●他人の行動、感情、考え方・状況・結果を変えようとコントロールする
他人の行動の責任はとるが、自分の行動がどのような結果を招いているかは考えない。他人の文句を言ったり、他人がどうするべきかを考えてそうなるよう努力はするが、自分がどうすれば本当は良いかを考えない。

●何か身の回りに問題や危機が起こっていないと空虚になる
問題のある人や場所に惹かれやすく、不安定な生活を送りやすい。いざ安定した自分中心の生活と不安定な他人中心の生活の選択をせまられると、「私がいないとあの人は……」「金銭的に無理」などといろいろ理由を並べて熱中できる問題がたくさんたる生活を選ぶ。

●依存心が強く、一人でやっていけるという自信がない
自尊心・自己評価が低く、自分自身が好きではない。一人で過ごしているとひどい虚無感に襲われて、自分を必要としてくれる人を常にもとめ、「見捨てられる危機感」を振り切れない。

●考え方、視野がせまい。社会・地域・自然などへの関心・貢献が薄い
特定の他人の問題で頭がいっぱいで、友人からも離れ、小さく狭い世界で生活する。このため、自分と自分の周囲の狭い範囲の人達が、どんな悲惨な状況なのか気がつかない。

●現実をしっかり見つめようとしない
他人の目や意見を気にして、あるいは自分の本当の気持ちをごまかすために、真実を隠して表面は何でもないように振舞う。悪い面をできるだけ小さく考えようとしてそう表現する。

●「No」と言えない。「私」を中心に話せない
コミュニケーションの技術に欠け、「自分の」必要なもの、欲しいものをはっきり要求することができない。「いいえ、できません」とはっきり断わることができない。他人の問題や他人の愚痴ばかり話し、「私は」こう感じてこう考えるというように自分自身を主にできない。

●他人とのバウンダリー(境界)がはっきりしていない
他人の問題にお節介にも入り込んでしまったり、他人の落ち込むのを見ると、自分も滅入ってしまったり、または人の気分を変えようと必死になったりする。自分と他人は考え方も感じ方も感情も違う個別の人間であるという自覚が、実はない。

●自分の身体から出るメッセージに気がつかない。感情の適切な表現ができない
繊細な感情がマヒしてしまっているので、感情の適切な表現ができずに、何だか変だなと思うときに胸がドキドキしても、それに注目せず無視してしまい、行動を変えることなく同じ間違いを何度も繰り返したりする。

●怒りに問題がある
自分よりも他人のために行動しているのに報われないとなると、怒りや恨みがたまってくるのは当たり前のことだが、自分自身でその怒りを否定するために適切な怒りの表現ができない。急に爆発させたり、八つ当たりしたり、あるいは怒りを「恐怖」にすりかえて怒りを感じないようにする。

●静かに時を待つ、ということを知らない
今すぐ良い結果が出ないと気がすまず、せかせか動き回ったり余計な心配に気をもむ。他人の行動を長い目で見守ることができず、自分が今すぐコントロールしようとする。しなければならないことで頭がいっぱいになり、様子をみるということができない。

●罪の意識によくおそわれる
相手に問題があるのは、自分が何か悪い事をしたかのように思い込み、自分がもう少し努力すれば、また自分の欠点を直せば相手が良くなるだろう、変わるだろうと必死になる。疲れて相手から離れようと考えると「私がいなければあの人は」「子どもがかわいそうだ」とひどい罪の意識に囚われる。

●物事が極端。ほどほどに、ができない
黒か白かがはっきりしすぎたり、自分が正しくて他人がまったく間違っているとか、または反対に全部自分のせいだと思い込んでしまう。いったん何かをやりだすと限度を知らず、または物事を1つも完成させることができずに、途中ですべて投げ出してしまう。

●過去の間違いから学ぶことができない
相手が問題を起こすと憤慨し嘆くが、少し調子がいいと苦しかったことを忘れて相手を「可哀想な人だから」と弁護したり本当はとても良い人だと思ってすぐ許してしまう。離れたり調子が良いときは楽しいことばかり思いだし、苦い経験を忘れてしまうのでふたたび同じ過ちを繰り返す。

●被害者意識にとりつかれている
相手を救おうとあがき、上手くいかないと相手を責める。それもうまくいかないと、相手のせいで自分はこんなにみじめだと被害者意識にとりつかれる。被害者の役割を演じ、相手のせいにしていれば自分の選択と行動の結果の責任を取らなくていいという錯覚に陥る。

●自己の確立ができていない
自分に自信がないので他人に幸せにしてもらおうと思っていたり、自分の人生の目的や自分はいったい誰なのかがはっきりせず、自分を大切にできない。すべての共依存の問題は、ここから始まっていると思われる。

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共依存の治し方

共依存特徴症状治療

共依存から回復するためには、できれば、共依存関係にある相手としばらく離れた方がスムーズに行くと思います(離れなくても、全く無理というわけではありませんが)。また、共依存をベースにした他の症状がある場合はそちらの回復をはからなければなりません。それがある程度出来た時点で、共依存について扱っていきます。

◆原因となった、子ども時代のトラウマや、育ってきた家庭内の機能不全状況の影響を、認識し受け入れる。

◆その時の感情を、安全な場所と方法で表現する。今の自分がどう感じているか、子どもの時はどう感じていたか。(自助ミーティングやカウンセリングを受けると良いでしょう)

◆今も持っている、適切ではない考え方の癖(認知のゆがみ)を探り出し、あらためていく。

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