コーヒーは危険な薫り?潰れやすいカフェ経営に学ぶ起業失敗例

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会社を辞めて、自分のお店を出したい!と思っている人は多いと思います。雑貨店や、飲食店や、お店の種類は様々ですが、ロマン要素が強くて憧れる「喫茶店」が選ばれることが少なくないようです。

しかし、喫茶店は非常に潰れやすい事で有名。喫茶店をモデルケースに、お店を経営して潰れる原因を調査しました。

喫茶店でも、それ以外の飲食店や販売店でも、事情はほとんど同じだと思われます。

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喫茶店経営失敗の2大要因

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喫茶店は「客単価」が安すぎる

喫茶店がメインの売りにするコーヒーは、1杯が数百円程度。しかも、喫茶店の性質上、客がコーヒー1杯でずっと店内でくつろいでいたり読書をしたりしているので、客の回転率も非常に悪く、常に店内が満席で新規の客を取り込めない、という困った状況に陥りやすい。

「有名な全国チェーン店」にたたきつぶされることが多い

全国に店舗を展開している有名チェーン店は、潤沢な資本を武器にして、広い店舗・すでに人気が確立している鉄板メニュー・安くてそこそこ美味しいという安心感・ブランドの安心感・豊富なデータにもとづいた洗練された経営のノウハウなどで店を経営します。

すると、その地域の喫茶店利用者の大部分は、全国チェーン店の喫茶店へと取り込まれてしまいます。



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こうなると、個人経営の喫茶店は、全国チェーン店が持ち得ない個性的な武器で戦う以外は潰れる未来しか残されていません。

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喫茶店経営の末にお店を潰した人達が学んだこと

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  • 全国チェーン店の喫茶店の方が、人はたくさん入っているし、有名ブランドによる安心感もあるから店に入りやすい。個人経営の喫茶店は、得体が知れない感じがして、入店の敷居が心理的に高い
  • 店のオープン時だけは、物珍しさで客が大勢入ってくれる。そんな一時の高波は、すぐに過ぎ去ってしまう。後は店に閑古鳥が鳴く毎日
  • たまに黒字経営になるなんてほとんど意味が無い。ずっと黒字経営にしないといけない。これがどれほど難しいか……
  • 喫茶店経営には「美的センス」が要るんだよ。嘘だと思うなら、繁盛している喫茶店に入ってみな。店内の雰囲気・インテリアの選択がとても洗練されているから。経営センスとは別に必要な美的センスは、無い人には全然無い
  • 飲食店の9割は、「家賃」という高額で継続的な出費のせいで詰む
  • もともと地主で、土地代を支払う必要が無いとか、親から店舗を譲り受けたおかげで地代とは無縁、って状況じゃないと、飲食店、それも喫茶店は難易度が高すぎる
  • 飲食店用の賃貸って、たいていが3~5年縛りの契約だから、1度契約したら3~5年は地代を支払い続けなければならない。契約更新か破棄かを選択できる時期まで地代を吸われ続けて死ぬ飲食店経営者ばっかり
  • 「起業=ギャンブル」ってよく言われるけれど、本当にこの通り。もう少しの間耐えれば赤字が黒字に変わる…あとちょっとだけ…って感覚で破滅するのが、ギャンブルとそっくり同じ
  • 昼は喫茶店、夜は実入りが良いバーにするという二重経営でようやく生き残れるかという感じ。純粋な喫茶店ではすぐに死ぬ
  • ランチに力を入れて半分定食屋みたいになっていたり、弁当を大量に作ってまとめて会社に卸したりと、そうやって泥臭い努力をして生き残っている喫茶店が多い。ロマンのみを追求した喫茶店は生き残れない
  • オフィス街とか駅前みたいな、よっぽど立地の良い店でないと客はほとんど入らない。しかし、そういう好条件の立地は地代があまりにも高すぎて手が出せない
  • 喫茶店って、「店の魅力」っていうあやふやなものを追求しなきゃいけないのがまず難しいし、店の改装に大金がかかったり、客単価が安かったりで、難しくて儲からない商売
  • 喫茶店というのは、大金持ちのご子息お嬢様が税金対策にやるお遊びのお店ごっこ。それ以外の人が喫茶店を始めても爆死確実

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もともと、飲食業は廃業率が高くて危険な起業分野

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  • 飲食事業の廃業率はかなり高く、1年未満で閉店した店が34.5%、2年以内で閉店した店は15.2%というデータがあり、合わせて2年位内に49.7%の飲食店が廃業する
  • 開業3年目では、廃業率は7割に達する
  • 1997年の、約29兆円という外食産業規模をピークにして、2013年ではその8割程度に市場規模が縮小してしまっている。その上、市場の飲食店需要を店舗の供給が上回ってしまっている状況なので、店舗同士が客を奪い合い、結果的にリピーターの獲得が困難になってしまっている
  • 飲食事業は参入障壁が低く、誰でも比較的簡単に開業できる。しかし、実態は「次々と店がオープンして、次々と店舗が廃業しているのが飲食業界」

経営コンサルタント・井澤岳志氏の解説を要約



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