PTSD…極限の恐怖体験のトラウマでストレス症状が出る病気

PTSD症状治療

嫌な思い出を「トラウマ」と私たちは呼びますが、度を超えた恐怖体験による強烈なトラウマは、その場面が脳内にフラッシュバックし、動悸・吐き気・突然泣き出すなど、はっきりとした身体症状を何年間にもわたって呈すようになります。

このような現象をPTSDと呼び、戦争や犯罪や虐待に巻き込まれた人達を何年もむしばむ後遺症として問題視されています。PTSDの症状について調べてまとめました。

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PTSDの症状

PTSD症状治療

<主に発症する症状>

・前触れなく怖い体験を思い出す

・理由もなく泣き出す

・不安や緊張状態が続く

・めまいや頭痛など身体に異変が起こる

・眠れない

・悪夢をみるようになる

・食欲がない

・腹痛や吐き気がある

・イライラしている

・感情や感覚が麻痺して、喜べなくなったりする

・他人に関して興味が持てなくなる

PTSDは、Post Traumatic stress Disorderの略語で、心的外傷後ストレス障害と訳されます。つまり、「トラウマ(心的外傷)」となる、心に受けた衝撃的な傷が元で後に生じる様々なストレス障害のことを指します。
事故、災害、戦闘、虐待(ぎゃくたい)、犯罪(暴力など)によって自分が死にかけたり、親しい人が死んだり、死にかけるのを目撃することです。子どもの場合には、虐待や無視・放置、他者の被害の目撃が成人以上に外傷となり得ます。

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PTSDの特異な症状

PTSD症状治療

侵入症状 (再体験、フラッシュバック)
体験の記憶が再生産されることをいいます。その形式として、次のいずれかをとります。
(1)誘因なく思い出される(子どもでは外傷に関係した遊びの反復)。
(2)悪夢にみる(子どもでは内容不明の悪夢)。
(3)フラッシュバック、体験に関する錯覚(さっかく)・幻覚(げんかく)(子どもでは外傷に関する振る舞い)
(4)外傷に関連した刺激による主観的な苦痛 (5)同じく自律神経症状を示す。

回避と麻痺
苦痛な体験が思い出させられることを避け、記憶を意識から切り離すことです。普通は次のうちの3つ以上の症状がみられます。
(1)慢性的な無力感、無価値感が生じ、まわりの人間とは違う世界に住んでいると感じる。
(2)感情や関心が狭くなり、人を愛したり喜ぶことができない。
(3)外傷記憶の部分的な健忘
(4)外傷に関連した刺激を避けようとする。



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過覚醒(かかくせい)
常に危険が続いているかのような張りつめた状態をいいます。交感神経系が緊張し、些細な物音などにも反応し、パニックとなりやすくなります。次のうち2つ以上の症状がみられます。
(1)入眠困難
(2)いらだち
(3)集中力の低下
(4)張りつめた警戒心
(5)些細なことでの驚愕(きょうがく)

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兵士として戦争を体験してPTSD

PTSD症状治療

戦場を経験した兵士が罹る病PTSDの原因は幾つかある。一つは長時間にわたり死の恐怖が続く中で精神が不安定になり、ヒステリー症状を引き起こし、心身ともに障害が出るケース。ベトナム戦争の帰還兵の多くが、精神ストレスで社会復帰が困難になり問題化。PTSDと命名されて広く使われる言葉となった。二つ目の理由は自分の死への恐怖ではなく、敵兵士や味方兵士、民間人など、他人の死を目撃してPTSDとなるケースだ。自身への死の恐怖と他人が死ぬ凄惨な光景。自分の手で殺した場合は自責の念で葛藤することにもなる。ここまでは、PTSDの原因としてよく知られているものだ。

三つ目は戦場に順応し過ぎた為に、安全な本国に帰還してから心身に不調が発生するケースである。これは、帰還兵の問題が身近ではない日本であまり知られていない。戦場では緊張と恐怖から脈拍が上がり血圧も高くなるのが通常だが、一部の兵士は生存本能から心身が戦場の緊張感に順応してしまい、逆に帰還してから平和な日常を生活している時に極度の不安感を覚え、脈拍が上がり血圧が高くなる症状が発生する場合がある。環境変化に心身が上手く対応できなくなるのだ。このケースでは戦場では全く問題なく戦闘可能な兵士であっても、帰還後に社会復帰が困難になってしまう。

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PTSDの治療方法

PTSD症状治療

○自分に対するコントロール能力の回復・安全な環境(人間含む)整備

・充分な「休息」を取り、リラックスする。

・「食事」と「睡眠」を適切に取る。

・「カフェイン」および「ニ.コチン」、「アルコール」、「非処方薬」など
に頼らないよう、絶対に回避する。

・上記のことがどうしても出来ない場合、主治医に、薬の服用を含めて、相
談してみる(睡眠導入剤、栄養補給、不安パニック鎮静薬など)。

・”リラックスする方法”を、会得する。あくまでも、自分に合った方法で。

・心理的な混乱には、「行動療法」や「認知行動療法」(治療法の項目で説
明します)で対処する。

・自分を「取り巻く人間」をちょっと確認してみる。もし、現在でも、自分
に暴力を振るったり、言葉で傷つけたりする人間がいたら、なるべく”安全
な距離を保つ”ようにする(または、家族が配慮する)。

・また、自分を「取り巻く環境」も考えてみる。住んでいる所の安全、助け
てくれる人、行政の相談機関など、いざというとき、”自分を守る術”を心
掛けておく(または、家族が配慮する)。

PTSD症状治療

苦痛の体験とそれにまつわる感情を話す場所と時間を提供し、それを共感的に聞く「デブリーフィング」と呼ばれる作業が有効という報告があります。

トラウマを処理するには、繰り返し語り、安全な環境の中で再体験し、記憶の再統合すること、すなわち、「外傷性記憶」を「語りの記憶」に変換し、認知体系に再組込し、自分自身の記憶に組み込んでいく。

トラウマ体験をなかったこととして意識に上らないように抑えつけるのではなく、実際に起きてしまったこととして受け入れ、自分からその話ができるようになることが回復への大きな一歩となります。



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