本が売れない現代で電子書籍漫画は漫画家を破滅から救うか?

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音楽鑑賞・動画鑑賞・写真撮影・ソーシャルゲーム・ネット閲覧を一手に引き受けるスマートホンがみんなに好まれているせいで、みんなスマホにばかりお金を使うようになり、娯楽の中心から追いやられた漫画や一般書籍は以前よりも売れなくなっています。

そんな逆風の中で、スマートホンで読める電子書籍版の漫画が登場。漫画の電子書籍は、漫画家の生活を助けているのか?漫画と電子書籍の関係について調べてまとめました。

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Kindle界で有名漫画家の年間収入

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Kindle界の有名漫画家・鈴木みそさんが、Amazonで個人出版した電子書籍の収支(2013年度)をブログで報告しています。

それによると、販売していた9作品の合計売り上げが5万8706部、Amazonから支払われた取り分は1000万6057円だそうです。

これらの数字は、Amazonが支払調書を発行してくれないため、鈴木さん自身で銀行振込の金額と、Kindleの売り上げリポートを元に計算したそうです。それによると、例えば「限界集落(ギリギリ)温泉」の1巻(100円)は2万部を突破し、売り上げは79万3448円に。2巻(400円)は部数が半分に減ったものの、230万3902円を売り上げたと明かしています。

支払われた金額は、Amazonの取り分を抜いた“純利”。ただし、源泉徴収はされていないため、税金を納める必要があります。このほか、ブログには各作品への解説が載っていて興味深いです。例えば、「アジアを喰う」では、書籍版の発行元に印税の30%をバックする契約を結んでいるそう。




電子書籍が売れても漫画家には全然金が入ってない…?

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16 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2015/06/12(金) 10:56:27.12 ID:9TpV+KtE
漫画家だけど
電子書籍の普及のせいで漫画作品がどんどん叩き売り価格で売られてるのが
マジで頭にくる
漫画の価値がどんどん下がっていく
出版社は小銭が入るからとどんどんディスカウントして権利を投げ売りしてる
誰かとめてほしい
全然漫画家にお金が入らない

100 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2015/06/13(土) 08:22:04.30 ID:yQ2MPFtL
>>16じゃないけど自分も漫画家ですが、
漫画家が電子書籍配信に不満なのは、
・別途契約書を結ぶことになってもその契約内容や配信情報をいっさい説明しない。
(多くの版元が「サインだけしてください」が多い)
・印税の内訳を説明しない。(相当叩かれてる場合が多い)
・著者に無許可で勝手に電子配信してる場合が多い。
・途中経過や数字をまったく報告しない。(売れてるのかどうかがわからない)

他にもたくさんありますが、やはり電子配信はまだオマケかついでぐらいに思ってる版元が多いため、
紙媒体ではちゃんとやってる支払いや報告が電子配信では相当手抜きです。

電子書籍はまだまだ紙の本には及ばない

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Q.紙の本と電子書籍では、どちらが好き?

・紙の本:72.7%
・電子書籍:27.3%

「紙の本派」が72.7%と、電子書籍派を圧倒的に上回っています。電子書籍の配信が一般的になってきたとはいえ、まだまだ電子書籍リーダの利用者自体が少ないのでしょう。

  • ネットサーフィンしてる時のように次々とリンクをたどったりすることもない、検索の性能や融通性も無い
    紙のような真の直感的な操作もない
    結局電子と書籍の悪いとこどりなんだよね、電子書籍って
  • 電子書籍は適当なシーンを読み返そうとした時がメチャクチャ面倒くさそう
    紙媒体なら本の厚みとか前後の流れとか大体感覚で探せるけど
    電子書籍じゃそれ絶対出来ないっしょ
  • 以前と比べたら電子書籍も、点数増えたし、セールやクーポンで安く買える機会が増えたし、ハードルは確実に下がってる。
    紙:電子の比率が逆転するのは、必然。が、しかし、
    問題点は、
    ・本を買ってるのでは無く、「データの一時的な閲覧権」を買ってるに過ぎないこと。
    ・だからサービス終了や規格変更で見れなくなる可能性がいつもある。
    ・閲覧権の購入だから、データの中身を告知なく改竄、削除されることがある(実際にAmazonで起こったケース)
    ・なんからの電子機器が必要。実用に充分堪えるのは、やはり1万円台↑の機器から。
    ・バッテリー切れると見えない
    ・場合によっては紙の本よりも脆弱(クラウド化すればたいてい回復できるが、常に通信環境が必要になる)。
    ・判型が同じ(機器のディスプレイサイズに制約される。図鑑だから大きい判型の本で見たい、なんてことはできない)
    ・そしてやっぱり、まだまだ高い。
  • 電子ペーパーと液晶の違いを知らんかったから、キンドル手にした時は感動したわ
    あれ見ると紙には戻れんな

電子書籍はヒットさえすれば美味しい

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Q:電子書籍での印税は何%?

A:最大 70%の印税

なんでこんなに高いの?!

紙の書籍の場合、仲介業者がたくさん入る。出版社や印刷所、取次、運送業者、書店など。

だが、電子書籍の場合、その仲介業者を大幅に省くことが出来るので、コストが低く抑えられるため、漫画家の印税が高く出来るそうです。



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読者側にとっての電子書籍漫画のメリット

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電子コミックの1番のよさ、それはいつでもどこでも好きなときに、マンガを手軽に読める事でしょう。電車の移動時間、お昼休憩、待ち時間など様々なシーンで携帯ひとつあればコミックを読んでその時間を楽しむことができます。最近では防水のスマホも増えていますので、お風呂で半身浴のお供に…なんて方も多いみたいですね。

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また、たくさんマンガを読む方の場合、どうしてもマンガ本で部屋のスペースが圧迫されてしまいがちで頭を悩ませることも。電子コミックの場合、小さなスマホやタブレット、PCの中に何百冊というマンガを収納しておくことができます。

もちろんデータですので、紙のように劣化してしまうこともありません。漫画だけでなく小説や雑誌などにも対応しているサイトも多く、余すことなく読書を楽しめるのです。

電子書籍サイトならお得に購入できることも

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電子書籍でマンガを購入する、もう1つの大きなメリットが、お得であるということ。

通常、書籍はセール価格での販売は行われません。書籍は再販売価格維持制度という制度の対象となっており、出版社側が決めた定価を小売店側が守って販売をすることが義務付けられているのです。

ですが電子書籍の場合、20%~半額セール、ポイントの還元などによる実質的な値引き制度などを実施することが可能!これは大きな魅力の1つだといえます。

ポイント制・チケット制
前もって500円や1000円といった定額のポイント・チケットを購入し、その後コミックを選ぶシステム。
月額会員になるとプラスポイントが付いたり、来店やくじ引きでポイント・チケットの付与をしたりと、割引率の高さが魅力です。

つど払い制
無料登録をして買いたいコミックをそのつど支払って読むシステム。
わずらわしい会員登録がないので、パパッとマンガを楽しみたい人にオススメです。

電子書籍の売り方が多様化してきている

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最近「漫画全巻無料」と謳っているマンガのスマホ向けアプリを見たことはないでしょうか?

「魁!!男塾」「暁!!男塾、青年よ大志を抱け」「まじかる☆タルるートくん」「ろくでなしBLUES」など全巻無料で読めます。

一日に読める時間が30分と限定されていて、さらに読みたければ、翌日の21時まで待ってまた無料の30分を読む権利を得るか、待てない読者は課金をするという、ソーシャルゲームの要素を取り入れたようなモデルです。これが売れていまして、最近上場することが決まった株式会社イグニスさんは半年で1.9億円を売り上げています。

なるほど、これはマンガを読む際、どちらがコストパフォーマンスが高いかを考えて「漫画喫茶で読むか」「買って読むか」で悩むのと近い感覚を覚えます。早く読める人は漫画喫茶を選びますし、遅い人は買って読む方を選びます(コレクショ要素は別ですが)。無料マンガが多い中で、イグニスさんのモデルは 無料は無料なのですが、時間とお金を上手く組み合わせたいい例かと思います。

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総括すると電子書籍はその漫画の総売上数を伸ばすが大きな儲けにはならず

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  1. 電子書籍ならではの大幅値引きや、現金として使えるポイント還元制度、各種オンラインショップでの特別セールにより、ただ紙の本を売るだけよりも電子書籍化された漫画も売った方が、総合的にその漫画の全売り上げ数は伸びる
  2. 「紙の本はかさばるから嫌だけど、スマホやタブレットPCで読めるなら買いたい」というライトな客層も取り込める ネット上での電子マネーによるワンクリック決済や、クレジットカード決済のようなお手軽な注文方法、購入したら配送を待たずにその場で即読める、というのも、電子書籍の売上を伸ばす上での強み
  3. ただし、いまだに電子書籍よりも紙の本の方が圧倒的に支持率が高く、電子書籍の普及率が頭打ちになりそう
  4. 電子書籍の印税率は、紙の本よりも圧倒的に高いが、販売店側の裁量による値引きセール等で50%オフ以上で安売りされる事も多く、印税率は高くても、漫画家にとっては大儲けにはならない さらに、漫画家と電子書籍販売側との契約内容もまだまだいいかげんでころころ変わってしまう



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