夢に釣られて闇の道へ…ライトノベル作家とワナビの末路が悲惨

別に俺だってな!禁書(※「とある魔術の禁書目録」という大人気ライトノベルシリーズ)みたいに1000万部を超える作品を創れるなんて
そんな傲慢なことは一言もいってねえんだよ!!
でも100万部ぐらいなら突破できる作品を持ってるのよ。連載やらせてくれたら!
それをわかってないんだよあいつ等は!
目先の利益ばかりおって、禁書が終わったら次の看板作家はどうするんだよ!と
俺しかいないだろう!な!
禁書買ってた奴が俺の小説に食いつくだろうから、そこで元々の100万部が200→300万部と上がっていくんだよ!
そこらへんを電撃はわかってない。もう少し、もう少しだけ長い目で見て俺を、俺を雇え!!
お前らがそんな態度なら、さすがの俺もぶち切れて違うところで出すぞ!!
今まで電撃を贔屓目で見てやってきたのに、お前らはそれを仇で返すのか?
今まで出した原稿代、封筒代、発送代。バカにならねえんだよ!!
電撃もうたのむよ……。
おねがい。
たのむ。
(つд∩)
電撃に年齢を吸い取られて
気付けば29歳
電撃に夢をチラチラ見せられて
気付けば29歳
電撃があったから夢をずっと追いかけられて
気付けば29歳
もう駄目だ
電撃は俺を愛してはくれなかった。
もうバイトで食いつないできたが限界
かといってもう今更どこにも就職などできない
電撃は俺を使う気ないんだとさ
俺に連載書かせれば1000万部ぐらい
ちくしょうちくしょうちくしょう

色々な方面で「ライトノベルという分野は劣化した」と言われる昨今、ライトノベル作家を目指して人生を棒に振る人も数多くいます。

一言で言うと、「全然割に合わない」ライトノベル作家を目指す夢について調べてまとめました。

スポンサーリンク

苦労の末に小説家デビューしてもその先は闇が待っていた

ライトノベル小説家デビュー

二、三年やってデビューできないワナビーはあきらめろ

就職の道は断たれた。というか、自らぶった切った。

「なんか大学から変な通知きてるんだけど……」

僕の返答は決まっていた。

「フリーターやりながら小説家目指すよ」

ぶっちゃけなんでもよかった。ミュージシャンでも、漫画家でも、プログラマでも。

今までの人生を振り返ってみて周りの反応がよかったのが文章だっただけということ。

親は肯定も否定もせず、静かに仕送りだけが途絶えた。

それからはバイト先への往復以外は外出せず、ひたすら文章を読み、書く生活が始まる。

先ずやったことは好きな作家をコピーすること。十冊ほど、写経した。

次に、小説指南本を十冊ほど読み、どの本にも書かれていることをチェックし、実践した。

頭はどんどんハイになっていき、一心不乱に書きまくった。遅れてきた青春だった。

そして、もうすぐ青春が終わる。つまり、デビューが決まった。

親の援助がなくなってから三年が過ぎようとしていた。

打ち合わせ……なんて心躍る言葉だろう。これこそ、僕がずっと掴みたかったものだ。




スポンサーリンク





これからは脳の趣くまま文章を書き、小説家仲間と遊び、編集者と酒を飲む、楽しいだけの生活が待っている。

「あの、印税っていうのはどの程度もらえるのでしょうか?」

フルスロットルでどもりながらたずねた。返ってきた言葉に愕然とした。

だから、デビューが決まっても「バイトやめます」とは言ってないし、生活にはほとんど変化はない。

二冊目が出せるかもわからないと知って、できるだけ編集者から出版のヒントを引き出そうと質問を並べた。

今ほど小説家志望へのチャンスが転がっている時代はないらしい。

新人賞はがんがん創設されているし、出版点数をクリアするため、面白そうな人間には片っ端から声をかけるという。

新人賞に送らなくても、ウェブにアップし、それが話題になれば、どこかの編集者がかならず見ている。

今の時代、面白い文章が書ければ、編集者の目に留まるチャンスはいくらでもあることを強調した。

僕の知り合いにウェブ小説家がいた。彼女には声がかかったことはない。

「どこかで小説を発表していて、現時点でなにもないってことは、その程度ってことだよ」

冷たかった。氷河期が到来した。話はどんどん愚痴っぽくなっていった。

前から気になっていたライトノベルの新人賞受賞を目標とする人たちが共同でやっているブログを見せてみた。

「見るまでもない」「アマチュア同士が固まったってなにも生まれないよ」「それよりもプロと知り合いになった方がいい」



スポンサーリンク



自分も何冊か単行本出してるプロの作家と知り合いになって意見を聞いたりしていた。

「才能ない奴がステップアップするには、一流の人間と知り合うこと。それ以外ない」

だんだん僕の口数は減っていった。なんだかみんなを裏切っているような気がした。お腹が妙に重い。

……吐いた。気がつくと口に入れたものをぜんぶ嘔吐していた。

デビューが決まるとすべての懸念事項が解決すると思っていた。

悩みはぜんぶ丸っきりなくなり、ぬくぬくと創作だけに専念できると信じていた。

しかし、前に進めば進むほど、不安は増え、悩みは増していく。どうやら、人生ってそういうもんらしい。

小説家になることである意味逃げ場は失った。これからの自分よ、いったいどうするね?

受賞が至難かつ低収入!ライトノベル作家志望のワナビは危険
会社員として社会の歯車になりたくない人や、行き詰まったニートが目指すことの多い「ライトノベル作家」。たしかにクリエイティブで...
新人賞倍率高すぎ…ワナビはこれでもラノベ作家を目指す?
火のない所に煙は立たぬ…ということわざがありますが、ライトノベルの新人賞を受賞してのデビューとその後の作家生活には、良い情報...




流行の後追いじゃ競合が多すぎてデビューできない

ライトノベル小説家デビュー

非ライトノベル畑の現役小説家がライトノベル新人賞に送られてくる応募作品に苦言

ラノベ志望の受講生の原稿がことごとく「異世界モノ」で、現在当惑中。
好きで書いてるのは伝わるし、たいてい形も出来てるんだが、何もわざわざこんな競争の激しい素材を選ばなくても、とは思う。

ラノベで「異世界モノ」を素材として選ぶ理由の多くが「調べ物をしなくていいから」ってことだから、ここから頭ひとつ抜け出すのは簡単。「背景をきちんと調べた異世界」を作りゃいいんだ。自分が影響を受けたラノベをチェックしてごらん。

もう20年以上前、マンガ雑誌の編集者から聞いた話。「野球マンガを2本連載している雑誌があると、『この雑誌は野球ものが受けるのか』と思って、野球マンガを投稿する奴がいる。はっきり言ってバカ
編集部からしてみれば、人気の野球マンガを2本連載していたら、3本目は要らない
小説でも同じで、『スレイヤーズ!』が大ヒットしてた頃に、ファンタジア文庫の新人賞に『スレイヤーズ!』の亜流作品がどっと応募されてきたんだそうで、当時、富士見書房の編集者がぼやいてた。「神坂一は2人要らないんだ」って。

編集者が常に求めているのは「新しい才能」であって、「亜流を量産する能力」じゃないんだから。
既存の作品から影響を受けるのはいいけど、単なる亜流じゃなく、何か新しさを感じさせるオリジナリティがないといけない。
そう言えば前に、作家志望のアマチュアの人から、「現代の作品を見ると、ヒットしている作品の亜流が多い。本当にオリジナリティなんてものは求められているのか」と言われたことがある。
僕の返事は「料理人を目指す人間がマクドナルドでハンバーガーを作ることを目標にしてはいけない」。
いくらハンバーガーに人気があって、食べる人が多いからといって、マニュアル通りにハンバーガーを作ることを一生の夢にするっておかしいんじゃない?

「何も考えず、何も調べず、別に好きじゃないけどラクそうだから異世界を書こう」ってのは、わかっちゃいますね。
同じ異世界モノのファンタジーでも熱気のあるものはあるんで。
ラノベで異世界モノを書くのは、歴史小説で織田信長を書くようなもの、ですかね。
火の海の中に突っ込んでゆくようなもんですが、気合いか工夫で正面突破するんならそれでもいいかな、と。
小説に関して、流行は乗るもんじゃない、作るもんだ。
「裏付けのない異世界モノなら設定も後でてきとーに作れて楽」というのが、じつは「しなくていい苦労」なのだな。
その流れで書くとたいてい似たようなモノになって、知識も腕も上がらず、万年予選落ちから抜けられなくなる。

アイデアの枯渇や打ち切り…ライトノベル作家側の苦難まとめ
絵や漫画は描けなくても、文章ならば(レベルが高いかどうかは置いておいて)誰にでも書けるので、進退きわまった無職やニートや夢見...
夢破れて沈下…売れなくなって消えた漫画家の末路が恐すぎる
今をときめく漫画家の作品ばかりを選んで読んでいるブログ管理人ですが、そういったごく一部の華やかな成功を収めている漫画家の陰に...




小説家は創造的で、一生続けられる仕事、という幻想

ライトノベル小説家デビュー

小説家は、サラリーマンには無い独創性がある、クリエイティブな仕事である…という理由でライトノベル作家を目指している方が多いと思われますが、小説を売り出す側の出版社が求めている小説は「商業的に売れる小説」です。

そうである以上、売れる要素やその時々の流行を含めた、という注文が編集者から必ず付きますし、売れ線をなぞったような小説や人気作品の後追いのような物を書かざるを得なくなるため、「編集者の指示したレシピ通りに作った料理に果たして独創性があるのか?」と小説家が疑問を抱くことは多いでしょう。

そして、引く手あまたの売れっ子小説家を除いて、売れない小説家や寡作な小説家は、普通のサラリーマンよりもずっと下の境遇にあるといえます。

サラリーマンならば、仕事ができなかろうが、成績が悪かろうが、無能でもある程度の月給は毎月保証されています。しかし、小説家は、小説を出版しなければ収入が得られません。次回作プロットを出しても出しても編集者からボツを食らう無収入期間を時給換算すれば、労働効率や年収はフリーターを大きく下回ることになりそうですし、サラリーマンのように厚生年金や健康保険料のような福利厚生も無く、数%の印税以外は利益をごっそりと出版社側に取られて、つまらないと言われがちな会社勤めに待遇面で完敗しています。

法的に雇用保障されてそう簡単にはクビにならないサラリーマンに対し、小説家は3回程度打ち切りや絶版を食らうと、その出版社から戦力外通告を受けて相手にされなくなる、というのは有名な話です。(近年は新人が続々デビューしてくるので、1回の打ち切りで即サヨナラ、という事情のようです)
つまり、小説家として長年生きていくためには、出す小説を毎回連続でヒットさせ続けなければなりません。世間に受けるモノ…という不確実な要素を手探りしつつ、一発勝負の作品発表で毎回ヒットさせる、というのは奇跡に近い行為です。この奇跡を実現できず、ライトノベル作家の新人は5年程度であらかた断筆します。

ライトノベル作家を目指すということは、新人賞で受賞する倍率の高さ(100倍程度)や、プロ小説家として生き残る難易度の高さのわりに、あまり創造的ではなく、ごく一部を除いて大儲けできるようなものでもない職業になろうとする、という「全然割に合わない」夢追い行為です。

作家業に対するクリエイティブな印象と思い込みや、一攫千金の願望につられて、現実的な就職を先延ばしにしたいニートや無職の駆け込み寺のような場所になっているのではないでしょうか?当然ながら、応募作の投稿生活を続ければ続けるだけ、経歴上の空白期間はどんどん長くなっていきます。

好きな文章によって収入を得て生活したいのなら、ネット上のクラウドソーシングサイトで文章執筆の依頼がたくさんありますし、ブログを立ち上げて需要のある文章を綴り、アフィリエイトやGoogle Adsenseのようなサービスと併用して金銭を得る、という方法もあります。こちらの方が、書いた文章がそのままお金に繋がる分、いつデビューできるとも知れないライトノベル作家志望の身でいるよりもよほど現実的です。

2017年冬アニメの視聴継続中の作品 第1位!




仕事カテゴリーネットサービスカテゴリー健康カテゴリー美容カテゴリー恋愛カテゴリー教育カテゴリー知識カテゴリーお楽しみカテゴリー漫画カテゴリー小説カテゴリーアニメカテゴリーゲームカテゴリー購入技カテゴリー住宅カテゴリー趣味カテゴリータグブログ内検索トップページ