ロマンチック!人は睡眠中の夢によってトラウマを消す事が判明

何があっても・・・忘れられる。 時間が全てを風化させる。

……時間が一番残酷で……優しい。

過去の嫌な出来事・ショッキングな出来事の思い出に苦しみ続ける人は数限りなくいます。よほど大きなトラウマを除いて、それらの過去の嫌な思い出は時間経過で自然に薄れていくものですが、最近の研究で、「睡眠中に見る夢」によって嫌な記憶が消えていくことが判明してきました。睡眠によって心の傷が癒されることについて調べてまとめました。

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心の傷はレム睡眠によって癒される

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研究を率いたカリフォルニア大学バークレー校の神経科学者マシュー・ウォーカー氏は、人間が眠る理由はいまだ謎に包まれているし、眠りと心の健康との関係に至っては手がかりさえつかめていないと話す。

眠りに心を癒す効果があることを示す証拠は、以前から事例報告としてはあったとウォーカー氏は言う。実際、ひと晩寝れば気分が直るとは昔から言い慣わされてきた。

また、臨床的なデータから、気分障害(うつ病など)や不安障害(PTSDなど)で睡眠に異常が生じることがあるのは明らかだ。

そして今回、ウォーカー氏のチームによる新たな研究が示唆するのは、「あらゆる傷を癒すのは時間ではなく、レム睡眠である」ということだ。

この研究で、心をかき乱すような写真を見てから眠りについた人の脳をスキャンしたところ、レム睡眠時に感情を司る部分の活動が低下していることがわかった。レム睡眠とは、眼球の急速な動きを伴う睡眠状態で、このとき人は夢を見ている。

そればかりでなく、翌朝目覚めた被験者は、同じ写真にそれほど心を乱されなくなったと報告した。つまり、レム睡眠が人生の困難なできごとに対処する助けになるかもしれないと、実験を行った研究者らは話している。

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レム睡眠とノンレム睡眠の違い

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私たちの睡眠のパターンは二つあり、レム睡眠(REM:rapid eye movement)とノンレム睡眠を交互に繰り返しています。夢を見ている時間帯は、眼球が活発に動くレム睡眠のときで、記憶に関係する脳も働いています。逆にノンレム睡眠のときは深い眠りで、眼球は動きません。

この他にレム睡眠とノンレム睡眠には様々な違いがあるので、次にまとめてみました。

レム睡眠の特徴

・眼球が激しく動く
・夢を見る
・脳波が活発になる
・呼吸や心拍数が乱れるか、早くなる
・体は動かない

ノンレム睡眠の特徴

・眼球は動かないが、入眠時に少し運動が見られる
・夢を見ない
・脳波は静か
・呼吸は遅い
・体はよく動く

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レム睡眠時にストレス物質が減少することも判明

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浅い眠りであるレム睡眠時には、脳内である種の電気信号パターンが減少し、その結果ストレス物質が減って前日に受けた刺激への感情的な反応がやわらぐことがわかりました。

人間は睡眠中、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い眠りであるレム睡眠を繰り返しています。
その中で一般的に夢を見る時間と言われているレム睡眠時に、日中に溜まったストレスを発散し、心を落ち着かせる効果があるというのです。

レム睡眠時には脳のストレスに関係のあるノルエピネフリンという物質が明確に減少することが分かっています。低ノルエピネフリンという神経科学的に安全な環境で前日の感情的な経験を加工することによって、我々は翌朝目覚めたときに、それらの経験が感情的な意味でソフトなものになり、何とか処理できると感じるようになるのです。

この研究から、レム睡眠中にストレスと関係の深いノルエピネフリンを抑制するプロセスが正しく解明できれば、PTSDなどの症状が回復に向かう手助けになるかもしれないとのことです。

アメリカのシアトルにある退役軍人省病院から、ある患者に血圧を調整する薬を投与したところ、その影響としてノルエピネフリンを抑制する効果があり、悪夢に悩まされていたPTSD患者が、悪夢を見なくなったという報告がありました。

この結果からもノルエピネフリンという物質を抑制することで、心の傷が癒えるのは明らかです。
夢を見る時間帯であるレム睡眠時に、このノルエピネフリンを減少させることがわかっているため、ウォーカー氏は「夢は私たちに夜通し治療を行ってくれています。夢はその日にあった嫌な出来事を考え過ぎないよう整理して、痛みを和らげてくれる鎮静剤なのです。」と述べています。

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睡眠の質を高めるための7つの心得

夏風呂汗

満足な睡眠をとるためには、以下の単純だが意外と難しいことを実行することが大切である。

・ たとえ週末でも、スケジュール通りの睡眠をとる
・ 睡眠前に行うリラックスできる習慣を決めて実行する
・ 毎日運動する
・ 自分に合った温度・音・明るさを確認するために寝室を評価する
・ 快適なマットレスや枕で寝る
・ アルコールやカフェインなど睡眠を妨げるものを頭に入れておく
・ ベッドに入る前に電気製品の電源を切る

注意!寝酒は睡眠の質を低下させてしまう

よく寝る前の少量のお酒(寝酒)は寝つきにいい、と聞くと思います。少量のお酒は健康にもいいというデータもありますから、寝酒を習慣にしている人は多いのではないでしょうか?

確かに、アルコールは一時的に体温を上げるためお風呂と同じで、お酒を飲んだあとは眠くなります。しかし眠った後にアルコールを分解するためのアセドアルデヒドという酵素が働くことにより、余計なエネルギーを使ってしまい、睡眠の質は下がってしまうのです。

しかも寝酒を何度も続けていると、体が慣れてしまうために、眠くなるまでのお酒の量が増えてきてしまいます。こうなると「お酒がないと眠れない体」になってしまうので注意してください。たまに飲むのなら良いですが、習慣にしないようにしましょう。

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