ニートが地球に増え続け格差が煮詰まった未来に待っている世界

ニート増加世界影響

戦前時代からでも、働かずにずっとぶらぶらしているだけの人、というのは一定数いましたが、ここ10年くらいで、明らかに「ニート」がテレビや新聞のメディア上で取り上げられる事が多くなり、ニートをテーマにしたドラマ・漫画・小説が増えてきていると体感しています。

世界的にニート人口が増え続ける中、ニートの増加によって世界の様相はどのように変わっていくのかを調べてまとめました。

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日本国民のニートの割合は増えてきている

ニート増加世界影響

2000年代以降、社会問題化した「ニート」。学校などに通っておらず、無職で、かつ求職活動をしておらず、配偶者なしで家事を行っていない34歳までの若者のことだ。労働政策・研究機構の調査によれば、ニートの人数は2012年の時点で全国に56.4 万人。2002年の64.7万人をピークに減少傾向にあるが、若者の人数自体が減っていることから、人口比では3%と、むしろこれまでより高まった。

労働政策研究・研修機構では、総務省統計局の「就業構造基本調査」を用いて、02年、07年、12年とニートの実態を分析している。最新のレポート、「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状―平成24年版「就業構造基本調査」より―」(14年9月公表)によれば、男女ともにニートの割合は増加している。

若者がニートの状態にとどまる期間は、長期化の傾向にある。

先進国が集まるEUでも、平均して若者の22%がニートになっているなど、世界的にニート人口は増加している傾向にある。

ヨーロッパ圏でのニート事情の詳細については、当ブログでの特集ページをご覧下さい。

雇用規制で仕事が無いのでヨーロッパにニートと失業者が激増
日本にもすっかり定着した感のある「ニート」は、そもそもイギリスが生んだ造語ですが、本場のイギリス、ひいてはヨーロッパ全土で、...




ニート増加による各方面への影響

ニート増加世界影響

その国への影響

  • ニートは働かないので、働かない国民が増える事は税収が落ちて社会保障が低品質化する
  • 働かない国民が増えるということは、企業の人材難→国力と国際競争力の低下に繋がる
  • ニートはお金が無いので、犯罪に走る可能性があり、治安が悪化する危険も考えられる
  • 収入が無くて生活基盤が確立できないニートが増えることは、ニートは結婚しづらいので少子化が加速する
  • ニートが増えている現状を前に、「子どもが将来ニートになってしまうかも…」と危惧し子どもを作れない夫婦と、未婚者も増える
  • 働かずに頑張らないニートの増加現象は、働く人達の競争意識を低下させる危険がある

ニート達への影響

  • 国民のニートの割合が増える事で、多数派として、存在感と権利を主張することができるようになる
  • 可能性は低いが、多数派となったことで国から何らかの就職・金銭的サポートを受けられるかもしれない

疑問…果たして国家はニートを優遇するか?

夏目漱石こころ解説

あまりにもニートが増えすぎて国全体が危機的事態に追い詰められるまでは、国はニートを優遇する事はしない、と考えられます。

なぜかというと、

  1. 実際に働いて納税をしている労働者(=功労者)を差し置いて、無産層のニートを税金で支援する、という事は、頑張っている労働者に道義が通らず、義理の面から考えてあり得ない(政治家側の利害から考えても、有権者の労働者達への不義理な政策は投票数の減少→政権維持が不可となる悪手なので、恐くてできない)
  2. ニートを優遇するということは、労働者が馬鹿らしくなって彼らのニート化を招くため、国力低下を恐れる国家が取れる方法ではない。そもそも、できない方に合わせて国を変えていくというやり方はできる方が足を引っ張られて国際競争力が大きく低下するので、先進国としては論外の方法

政策改善を訴えるデモ活動が活発な諸外国ならいざ知らず、日本は禁欲的で自制的な、デモ活動とは無縁の国民が多いので、日本人が大好きな「自己責任」という言葉と風潮で、(危機的状況に陥るまで)ニート問題は放置される見込みが大きいです。

永久保存版!みんなが従っている社会の裏ルールと暗黙の了解
他人は信用できないってこと。仕事してると特にそう思う。 なにも騙す騙されるみたいな話に限らず、もっと小さい話でも痛感する。...


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資産を確保せよ!これからの格差社会を生き抜くための3大行動
人間同士の間で格差が進むのは悲しい現象ですが、世界各国でいっせいに起こっている格差社会を一個人の力では止める事は不可能です。...

格差が広がりきった世界は過去に前例がある

ニート増加世界影響

「歴史は繰り返す」との格言通り、過去の19世紀の超格差社会に似たものが、現代の働いて富を得られる者とニートの者の二種類に分かれた社会で再現される可能性は高いと思われます。

19世紀では、経済格差に対する政府の介入がまだなされなかったため、平たく言って「金持ちのやりたい放題の社会」でした。

  • 低賃金、劣悪な労働環境
  • 物価の乱高下
  • 社会保障の不備
  • 貧富の格差、失業・無業・無産層の存在
  • 市場を求めて他国へ帝国主義的な侵略

莫大な資本をもつ少数の金持ちが、大多数の資本を持たない労働者を低賃金で奴隷のようにこき使い、あぶれて働けずに収入も得られない失業者(現代のニートに相当)が続出し、国民の不満は蓄積され続け、社会の風紀が乱れた、精神的に荒廃した世界でした。

もしも過去の超格差社会に似た世界が再現されるとしたら、資本を持ち有能な人材を抱え、さらには人工知能等の最新のテクノロジーを保有して無駄な人件費をかける必要がなくなった資本家と、働く意欲も機会も失った大勢のニート達……という不健全な社会が到来する可能性が高くなるかと思われます。

過去の超格差社会についての詳細は↓の特集ページをご覧下さい。

資本主義が進行すると超えられない貧富の格差の形成へ収束!
「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」といった趣旨の言葉が新約聖書に記されていますが、資本主義社会ではまさ...

ニートが増えまくった先の世界に待っているモノ

会社新入社員辞めた

将来的に起こる可能性は高い

  • 少数の富裕層と、多数の貧困層+ニート、という格差社会の構造が、ニートの増大でより顕著になる
  • ニートが異端派から多数派へと引き上げられて、より身近な存在として社会で取り扱われるようになる
  • 働く人と、働かないニートの、思想的な対立があからさまに起こる(街中での傷害事件も起こりうる)
  • 働かずに無気力なニートが増え続ける事で、その国の社会から活力が失われていく
  • ニートをメインテーマにした、「働かない系の作品」が漫画・ドラマ・小説・映画で増える
  • 民間会社のニート支援サービス(学習や社会復帰や仕事斡旋)が充実する

起こる確率は低いが可能性の1つとして考えられる

  • 多数派となったニート達が蜂起してデモを起こし、政府に待遇改善を訴える
  • ニートの増大で格差社会が煮詰まり、世界経済が瀕死となるので、いよいよ富の再分配(いわゆる「ガラガラポン」)が世界規模で実施される
  • 不労精神を貫くニート達が、とうとう改心して熱心に働き口を探す

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そもそも、なぜこれほどまでに世界でニートが増え続けているのか?

ニート増加世界影響

・企業への就職時に求められるスキルや人物評価が急激に高度化し、しかも人工知能と単純作業用のロボットの開発が進み雇用の椅子の数は限られてきているため、あぶれて働けない者が続出。つまり、全世界的に「無能は不要」という状況になってしまった。

・大人「夢を持て。夢を実現できるやりたい仕事に就け」と教えて子どもを育てる→ニート「夢が無いし、働きたい仕事は競争率が高すぎて実質的に働けないので、仕事に夢がもてないならいっそ働きません」(先進国でこの傾向が特に顕著)

仮に「仕事なんかしょせんは生きるための手段。やりがいやその職種の印象なんか二の次」という実際的な教育方法が主流になっていたとしたら、単純作業や肉体労働に従事することにも疑問を持たず、職を選ばず仕事に就き、ここまでニートが増える事も無かったでしょう。

「夢」や「やりがい」や「やりたいこと」を賛美する教育が正しいとされ、しかも大学進学率も上がって「絶対にオフィスの中でスーツを着てする仕事!肉体労働や工場作業員なんて話にならない!」とみんな贅沢になってしまったため、理想に溺れて働けずにニート化する若者が増加中。



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