医学部医学科の講義の特徴と医師になる過程のわかりやすい解説

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理系の最高峰とされる「医学部医学科」。医学科に憧れたり、入って医師になりたい、と考えている人も多いはずです。

医学部医学科ではどのような講義が行われていて、医学生はどのように医師になるのかの流れを、できる限りわかりやすくまとめました。

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まず、入試合格の時点で超難しい

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私立大学医学部医学科でも十分に難しく、しかも学費が卒業までに4000万円近くかかる。

国立大学医学部医学科は悪夢じみた難易度の高さ。定員が100名前後という少ない椅子に、全国のそれぞれ県下最高の進学校に在籍する上位者達や、東大・京大・慶応・早稲田のような名門大学の再受験組が押し寄せてくるので、合格はあまりにも難しい。

競争率の高さのみならず、医学科の入試で出題される問題傾向も、他の国立大学のそれとはかなり異なっていて、異質かつ難問。

センター試験の結果を使って受けられる国立大学は1つの大学のみなので、そのプレッシャーもかなりキツい。一般には東大に合格できる学力・偏差値が無いと合格は無理、と言われる。

国立大学医学部を目指して多浪したり、再受験を目指して不合格が続き、人生が破壊される人も多い。

  • 県トップ校の落ちこぼれで3浪して宮廷文系のワイなら絶対ムリ、同じ落ちこぼれでも2浪で宮廷医学部合格した友人はアタマの出来が違った、ガチってもあるレベルから凡人は取れなくなる、それが判るレベルに到達するコトも難しい
  • 偏差値71の高校いたけど医学部だと超頭いいやつは現役、一浪で宮廷医学部、ふつうに頭いいやつは現役で地方国立の医学部か一浪で宮廷医学部、平均より ちょい上のやつは一浪、二浪で地方国立の医学部で平均以下のやつは現在三浪目って感じ。ぶっちゃけ医学部受かる素質がある人は二浪目まででちゃんと受か る。そうじゃない人は何浪しても…
  • 東大理1行った知り合い何人かいるけど国立医とか無理って言ってた
    私立なら何とかなるだろうけどカネがかかるしな
  • 医学部入ってからの方が受験時より勉強するという闇
  • 高齢ニートのくせに医学部再受験とか言ってる奴って
    ・医学部ならおっさんでもある程度紛れ込める
    ・今さら就活したくない
    ・ましてや底辺職は絶対NG
    ・高校は進学校行っててプライドだけはクッソ高い
    ・とりあえず受験勉強してれば自分に言い訳できる
    こんな感じのゴミやろなあ
  • 医学部中退ワイ低見の見物。
    医学部再受験を夢見るニートは諦めろ。
    あそここそ最上級のコミュ力が必要だぞ。
    学生時代に勉強もできてスポーツもできて背も高くて顔も良くてって奴がいただろ?
    そういう奴らの集まりだぞ?
    俺も劣等感半端なかったわ。みんな勉強以外にも何か特技が必ずあるのに俺何もできねぇって。
    当然友達もそんなにできずに無事終了。
    マジでリア充以外は行ったらダメだわあそこ。

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勉強時間は「5000時間以上」が目安

プラシーボ効果例解説

医学部の合格に必要な平均勉強時間として「最低でも累計5000時間」と結論します。この時間には、学校での授業時間は含まない、純粋な受験のための自主学習だけです。

根拠としてまず、現役で医学部に合格した人の、生活パターンから逆算した時間です。学校では通常、15時半や16時頃まで授業ですから、帰宅すると16~17時です。一方、十分な睡眠時間を確保するためには、深夜0~1時には就寝する必要があるでしょう。つまり、自宅での活動時間は最大でも8時間しかありません。学校の宿題、そして食事・風呂・トイレなど生活時間や、休息時間を差し引けば、一日の自主学習時間は、せいぜい4~5時間が限界なのです。毎日これだけの勉強量を3年間続ければ、概ね4~5000時間になります。土日や夏休みには、一日10時間以上勉強したとしても、合計の勉強時間は6000時間程度が限界でしょう。

もう一つ別の根拠としては、難関な資格試験の合格に必要な勉強時間との比較です。例えば、税理士や司法書士の合格には、平均で5~6000時間の勉強が必要と言われています。税理士や司法書士は、日本でも難関クラスの資格試験ですから、大学受験の最高峰である医学部受験と、同じようなレベルだと考えて良いのではないでしょうか。

ちなみに、医学部ではない、旧帝国大学の各学部に合格するには、「4000時間」の勉強時間が合否の境界線だと言われています。

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医学科の講義の特徴

あらかじめ断っておきますと、医学部と一概に言いますが、
医学部には
・医学科
・看護科
・保健科

(栄養学科、薬学科などもある大学もあります。)

と、一般的に分かれています。以下、便宜上、医学科のことを医学部と呼ぶようにします。
ちなみに、医学科とは6年制の学科で医師の国家資格を得るための学科です。
看護科は4年制の学科で、看護師や保健師を養成する学科です。
保健科は放射線技師、臨床検査師、作業・理学療法士を育成する学科です。

暗記量が膨大の医学科

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人体の構造や部位名、病気の名称と原因と治療方法など、膨大な量を覚える必要があるのが医学科。1つの講義内容につき、高校理科の1科目くらいの量を覚えなければならず、そんな講義を毎期大量に受けなければならない。この異常な暗記量を前に、勉強のエリート達の医学生でさえ参ってしまう事が多い。特に、初見で聞き慣れない基礎知識を大量に叩き込まれる期間が辛いらしい。

特徴として講義の流れが異常に速く、一般的な大学生からすれば講義とはとうてい言えないような説明の軽さでどんどん先へ進んでしまう。これは「勉強は君たち自身でやっておいて。講義は、一応講義をした、って事実を作るためだよ」という教授側の事情による。

大学1年が教養、2・3年が基礎医学、4年が臨床医学、5年が病院実習、6年で実習を終え、卒業試験、そして国家試験があります。

医学部の勉強量は異常だというが、本当に異常である。

医学部の勉強量に疑問を持つ人は、自分で少しこのクエスチョンバンクをやってみてほしい、異常な量だとわかるから。

(本当のこと言うと、ある程度基礎知識ある+暗記慣れ+暗記をずっと続ける基礎体力+自分の性格にあった学習方法を身に着けている といった様々な要因で医学生はこなせるようになっているということがあるので普通の人が普通に勉強するのとでは効率に圧倒的な差がある)

まじめにやれる奴なら普通にできるだろうけど、まじめにできない奴にはかなり地獄である。6年+卒後数年、地獄をみることになる。(ソースは俺)

止まったら死ぬというような感じ。決して無理ではないが、マラソンを毎日毎日ひたすら続けるきつさがある。

最初のころ、自分は知能指数が高いから大丈夫だろうと思ってまったく勉強しなかった。がしかし、知能指数なんて関係ないのだ。無味乾燥な修行をやりこなすやりこなせないというのはそういうのを超えたレベルの話で、「メンタル管理」「学習計画をこなす体力」「体調管理」「優先順位を考えて行動する」と いったどっちかというとビジネススキル的なものの総合力だった。自分ひとりでは勉強できないので友達と一緒にやることで危険を回避する(情弱はマジで死ねる)。頭を使うより時間を使うことが重要なので集中力は捨ててニコニコでも見ながらやる。とか。

そして、周りは本当にできる奴らばかりだ。センターで9割とれといわれたら学年の95%が取れるだろうくらい勉強してくる知的集団である。才能を圧 倒的に凌駕する勉強量というのをこの眼で見て驚愕した。漫画ではよく聞く話だが、いざ自分の目の前で何度も何度もそれを見せられると本当にビックリする、 ネタじゃなかったのかと。灘、開成、あたりの高校に居たのだが、彼らでもこれほど勉強などしていなかった。

解剖実習で心を折られる医学生もちらほら

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献体された人体を解剖する実習で、中身のグロさやホルマリンの悪臭に耐えきれずに退学する医学生も、決して珍しくはない。教科書相手に得意な勉強だけやっていれば高評価されてきたこれまでの人生とは一線を画す、解剖という生々しい課題は、医学生を最初に叩きのめす洗礼といえるだろう。

専門の医学書が高額

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医学書代は高い(1冊10000円はざらにある)のですが、先輩から貸してもらったり、授業のプリントや過去問だけで十分の時は特に買いません。それでも、購入が必要な局面はちょくちょく出てくるので、Amazonのマーケットプレイスで、中古で安価の医学書を入手するのが近年の医学生のトレンド。

医学科は留年判定が異常に厳しい

プラシーボ効果例解説

医学部医学科は他の学部と違った特徴を持ちます。
・4年制ではなく6年制。院にいくならば+3年で博士課程に進みます。
・実習がたくさんあり、5,6年生はほぼ全て実習授業です。
・教養後の授業が全て必修で、1つでも落とすと進級できない。

この中でも、医学部の進級を難しくしているのが全ての教科が必修であるということです。その学年で行われる授業を全て認定されないと、進級できません。
つまり、7科目あるうち1科目でも試験を落とすと、 次の1年間はその授業を受けるためだけに学校に通わなければなりません。それが例え2週間の授業でも。

また、実習も必修の課目として扱われており、実習態度が悪いと留年になります。
そんな人いないと思われがちですが、、、多いんです。

同期や先輩とのコネ・情報ネットワークを駆使して、過去問やテスト問題傾向情報を上手く入手できるかは、医学科では本当に死活問題となる。

医学科の年次別スケジュール

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『一年生』
解剖講義、解剖実習+一般教養(生物、物理、統計など)
大学に不慣れな事が多く、暇と感じることはまずありません。解剖実習と頻繁な小テストは憧れの大学生活には程遠いです。

『二年生』
基礎医学(生理、免疫、微生物、分子生物学、薬理など)
小テストと実習が続き、相変わらず時間に余裕はありません。

『三年生』
臨床科目(消化器、感覚器、血液etc)
小テストは減り、時間に余裕は出来ますが日頃勉強していないと期末試験で死亡します。

『四年生』
臨床科目(婦人科、法医学etc)
基本的には三年生と一緒ですがCBTに向けて勉強する必要があります。

『五年生』
病院実習に明け暮れる日々です。朝7時、8時集合はザラです。

『六年生』
授業数は減り、自習の時間が増えます。ビデオ講義などはありますが、出席義務はありません。模試、卒試が複数回あります。

興味や適性も無いのに医学科へ入ると苦しむ事になる

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とある国立大学医学部医学科の一年生です。
正直に言って、授業内容にまったく興味が持てません。
興味が持てないことを、少なくともこれから6年、下手したら一生勉強することに不安を覚えます。
勉強すること自体は嫌いじゃないです。
理系が出来ますが文系が好きです。
そして、理系は嫌いに近いです。
でも、医学部に入ってしまいました。
とりあえず私が今医学部に入ってよかったと思えることは、
両親が本当に喜んでくれたこと、祖母が私を生きがいにしてくれること、親戚が、「〇〇〇〇家の誇りだ」って喜んでくれたこと、後輩が尊敬してくれたこと、それくらいです。

医学部二年生です
勉強が大変すぎです ずっと暗記ばかりなんですが、覚えられません
今年から始まる科目もあり、どうしたらいいかわかりません(※医学部は2留年までしか許されず、同学年での3留目は強制退学)
あまりに勉強量が多いのと落ちる恐怖で胃が痛いです
どうしたらいいのでしょうか?
医師の方や医学部の方に医学部の勉強の仕方を教えて欲しいです
ここ一週間朝の七時から午前零時まで勉強しています
再来週からテストです 死にそうです

大した志もなくて医学部に入った医学部生やけど、毎日辛いよ、テストは多いわ、暗記量半端ないわで。
医学部卒業しても医者にならんくてもよくて、生活していける資格がもらえるってのは大きいけど、そのお金のためだけに医学部入るのは効率悪い気がする。特に、医学以外にやりたいことあるなら、迷わずそっち行ったほうがいい。医学に興味あって頑張れると思うんなら、迷えばええけど、収入がいいっていう先入観だけで、周囲の人は医学部勧めてくるけど、好きでもない仕事でそこそこの給料もらうのは正直続かんし、しんどいと思う。学生の今ですら、おれはしんどくなってやめたいって思うことがしばしばあるから。
企業就職してもやりたいことはできんってのが世の常ったのもあるから難しいところではある。おれも昔は仕事はやりたいことをやるって思っとったけど、大企業入って仕事するとなると、自分の意向は通りにくいし、やりたいことをするのは難しいってのが分かってめっちゃ悩んで、今の道にした。けど、しんどい。やりたいことやって、良い給料もらうってのは誰しも望むことやと思うけど、それを達成できてる人はごくわずかっていうのがわかるし、その難しさも実感してくる。仕事と好きなことを一緒に考えるか、別々に考えて2束のわらじを履いて頑張るかとか、いろんな生き方があるから難しいところではある。

大学受験では東大非医並みの勉強量を要求され、入学後も他の大学生が遊びまくってる所を週5で1-4限までフルにある
専門を一つでも落としたら留年の上に、専門科目一つにつき高校理科の1つくらいの暗記量を要求される
おまけに医者になった後も勉強勉強

膨大な勉強量と体育会系部活を同時にこなす超人の医学部生!
東大にも合格しうる最高レベルの学力をもつ知的エリートのみが入る事を許される「医学部医学科」。少数精鋭で授業と研修を行っている...
やっぱりスゴい?東京大学の講義内容や東大生の実態まとめ
日本最高の知名度とブランド力を誇る大学といえば東京大学。他の国立大学の医学部医学科や慶応医学部など、入学難易度的に東大(理3...

なんだかもう、意地で人間の極限へ挑戦している感じ

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これだけの膨大な勉強量と、あまりに厳しい期末試験と並行して、部活(しかも陸上やボクシングのような体育会系推奨)での活動も、ほとんど必須という状況になっている医学部医学科。運動でへとへとになって、自宅での長時間の勉強に支障が出ないのだろうか?

「医学科は知能面では同年代最強クラスなんだから、ここまで来たら体力面でも最強を目指さないと!」というプライドから来ているのかも知れない。

高校生の人達に大学の部活を説明すると、「月曜・金曜といった定期的に集まって17時~19時くらいにかけて活動をしたり、休みの日に集まってみんなでどこかへ出かけたり、訓練をする集団」と考えれば差し支えありません。

大学ってどんなところ?講義やゼミの大学生活の中身を完全公開
中学生・高校生の方や、高卒・専門学校生の方で、大学という場所や講義がどんなものかが気になっている人が多いと思われます。 ...

4年次最後に待ち受ける関門「CBT」

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CBTとは何かというと、全国の医学部医学科4年生が受ける試験のことで、基本的にはこの試験に合格しないと5年生への進級&病院での臨床実習が行えない。そんなわけで医学部4年生はみんなこの試験のために勉強することになる。

学科試験の『CBT』
『CBT』とは、2万問以上ある問題から、ランダムで出題される学科試験。
早ければ半年前から試験対策を始める場合もあり、それでも合格率は80%程度と言われています。

実技試験の『OSCE』
『OSCE』とは、実際に模擬患者を前に行う実技試験。
診察や手技等の他に、服装や言葉使いなども同時にチェックされます。

医学部の中でのセンター試験ともいえる、「CBT」というテストがある。

全国の医学部共通である。

で、この試験、どういう位置づけかというと、大学によって違うが、ほぼセンター試験と考えていい。大学の学期末試験などが二次試験である。

では、このCBTどのくらい勉強するのか?

『クエスチョンバンク(※精選された問題を解いて、その周辺知識を身につけるタイプの問題集)は3,300問あるため、一日400~1,000問程度進めれば1ヶ月で2周することができる。その際は、前日の復習をしながら新たな範囲をこなしていくサイクルが効率が良いと思う。1,000問進めるのはかなりきついと思うが、前日の復習500問+新たな範囲500問ならばできないこともない。それでも10時間以上かかってしまうため、連日続けることはお勧めできない。』

信じられるだろうか? 3300問を2周する、1日10時間以上。

これが、センター試験対策よりキツイことは明らかだろう。

そして、これに加えて学期末試験もあるわけだ。

医学部最後の難関「医師国家試験」

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ようやく卒業、もしくは卒業見込みがあれば、医師国家試験を受験することが出来ます。
医師国家試験は、医学に関連する全てが出題範囲となっており、それを丸3日かけて審査されます。

試験合格のアドバイスされる言葉として「普通に勉強すれば受かる」という事を言われるようです。
しかしこの場合の『普通』とは、『「臨床実習」と「卒業試験対策」と「医師国家試験対策」を同時にこなしつつ、「CBT」の時よりもさらに多くの勉強をする』という事を意味しているようです。

受験で躓くような奴は医学部入って長続きはしない
大体二年までに解剖学とか生理学とか薬理学とか基礎的な知識大量に叩き込むし
4年生と6年生で大きな試験がある
国試は合格率90%でどんだけ簡単なんだとか言われるけど、それは6年間勉強続けてきた奴がさらに6年生の一年間はほぼ毎日13時間ほど勉強するからなんだよ
6年になるまでに脱落していく奴も2~3割はいるし医者舐めんな

医学部を卒業したら「研修医」に

ブラックジャックによろしく

研修医とは、読んで字のごとく、一人前の医師になるための研修を受ける医師のことを指します。医学部を卒業して2年間の研修を受ける医師を初期研修医、その後、専門的な科目において研修を受ける医師を後期研修医と呼びます。

ところで研修医を英語で言うと何というか、わかりますか?

“レジデント”

と言います。レジデントというのは研修医の直訳にはならなさそうですが、実はこのレジデント(resident)という言葉は、“居住すること、住 み込み”ということに由来します。つまり、ずっと住み込んで働くことで医師としての素養を身に付けるという意味を含んでいるのです。

おそらく皆さまも研修医=忙しいというイメージを持たれている方が多いと思いますが、これが想像以上に大変です。

研修医の朝は早く、先輩医師よりも早く来て病棟回診。その後、カンファレンス(症例検討会)出席、チームでの病棟回診、カルテ書き、外来見学、勉強会出席……などと、目まぐるしく1日が過ぎていきます。

また、朝から晩までの通常勤務とは別に、研修医に平等に与えられるのが当直業務です。

初期と後期の違いや選択する科目によっても違いますが、少なくとも週1回は必ず勤務しなければならず、そこでは救急患者が来ると研修医が上級医より も先に連絡を受け問診、所見、検査などのオーダーを出さないといけません。当直帯は医師の数も少なくなり、助けてくれる医師も限られます。

研修医の生活と実態は、漫画「ブラックジャックによろしく」↓が詳しいです。なんと0円。

研修医の後はついに一人前の医師として働き始める

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研修医としての2年間が修了後、専門を決めたあとの専門研修期間を後期研修医、または専攻医と言います。

初期研修医までは専門科は決まってませんから、この専攻医になるときに初めて自分の専門分野を選ぶことになります。
この専門科は基本的には自分の好きな診療科、興味のある診療科を選ぶことが出来ます。

この期間の忙しさは専攻する診療科によっても大きく変わりますが、初期研修医に比べて各科にとっては戦力になりやすく、若い下っ端の立場なので忙しい場合が多いです。
特に、初期研修医時代にはなかった別の雑務が増えたりもしますし、専門科としてのプレッシャーから勉強しなければいけないことも山ほどありますから、大事な時期でもあります。

各科によって専門医認定の条件があり、この後期研修医の間にその条件を満たせるようにしていくことも必要になります。




医師に向かない人・向く人

医学科入試に合格できない人

ブラック企業特徴解説対策

実は、医学部入試に合格するまでの勉強量よりも、合格後の医学科での勉強量の方がはるかに多い、という驚異の事実があります。

なので、医学部入試に合格できるかどうかは、その人が医学科でやっていけるかどうかを測る良い目安になります。

合格できず、何年も浪人を続け、やっと合格しても、講義の進行スピードや期末テストの厳しさについていけずに夢破れて強制退学…という、その人が二度と立ち直れなくなるような種類の大ダメージを受ける結末も往々にしてあるので、すんなり入試に合格できないようなら、医学部は諦めた方が良いでしょう。

医師に向いている人は、医学部入試もすんなり合格できるほどポテンシャルが高く、しかもまだまだ実力の伸びしろがある人です。

医学部受験は高偏差値必須&東大京大卒の再受験組と大競争!
東大・京大・一橋・慶応・早稲田…大学受験時に憧れとされる有名国立大学・有名私立大学はいろいろありますが、それらとは異質な存在...

大した目的もなく医学科へ来てしまった人

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学力が最高レベルに高いことが逆にわざわいして、「とりあえず、理系の最高峰は医学部医学科だから」「東大と医学科で迷ったけど、何となく医学科」という人もけっこうな割合でいます。こういう人は、医学科での勉強は高い実力でこなせても、進路のミスマッチにだんだん苦しみ始めます。一般人からすれば羨ましい悩みですが、やはり多少なりとも人命救済に興味が無いと医学の道は辛いでしょう。

医者にマスメディア業界!年収1000万円以上の仕事と生活
仕事をする人達にとって、1つの到達点といえる節目が「年収1000万円以上」。もちろん、ほとんどの普通のサラリーマン達には達成...

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医師の世界は、圧倒的な知識量を求められる知的なイメージとはうらはらに、かなりの体育会系のようです。上司や同僚との飲み会でも、体育会系のノリが顕著になります。

長時間の体力勝負の病院勤務は当たり前ですし、手術や診察で自分の責任において患者の命を預かるというプレッシャーにも耐えなくてはなりません。患者の死や病苦にも毎日向き合わなければなりません。アメリカの「うつ病になりやすい職業」調査で、医師が2位にランクインしています。

人間関係が仕事の最大のネック!みんなが望む働く条件と嫌な条件
アンケートの調査結果や、心の病気にかかりやすい職業のランキングなどを見比べていると、「こういう仕事をみんな望んでいる!」とい...

心も身体も頑強な人でないと、医師は勤まりません。

医師のステータスやイメージに憧れているだけの人

名言格言イラスト画像

みんなから「先生!」と呼ばれて頭を下げてもらえたり、医者というだけで集団で一目置かれたり、異性にちやほやされたり、年収1000万円以上という高収入に憧れて医師を目指す人は多いようです。実際、医師免許は日本最強の資格の1つです。

たしかにそれらは非常に魅力的ですが、「人の命を救う」という事自体に興味が無いと、医学科での勉強も、医師になった後も続かないようです。興味も無い医療知識を延々と覚え続けるのは、ある意味で地獄でしょう。

医師に向いている人は、人を救ったり、医学の進歩に貢献したい!と心から思っている、聖人的な側面を多かれ少なかれ持っている人です。「俺がみんなを救うんだ!」という良い意味でのプライドを支えに頑張り続けている医師も多いようです。



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