イリヤの空、UFOの夏…秋山瑞人のおすすめSFライトノベル

イリヤの空、UFOの夏…秋山瑞人のおすすめSFライトノベル

イリヤの空、UFOの夏

ライトノベル「イリヤの空、UFOの夏」は切なくて秀逸なストーリーとSF要素、謎に満ちた世界観で非常に高い評価と知名度を得ています。

2018年の今日でも「ライトノベルのおすすめは?」とネット掲示板で聞けば、もう十数年前に出版された「イリヤの空、UFOの夏」と高確率で答えが返ってくることでしょう。

ブログ管理人が大好きなライトノベル「イリヤの空、UFOの夏」の魅力を解説します。

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ライトノベル「イリヤの空、UFOの夏」のストーリー

イリヤの空、UFOの夏ストーリー

「6月24日は全世界的にUFOの日」。
新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。

当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。

驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った。

新学期、伊里野は浅羽のクラスに転校してきた。

他人とのコミュニケーションを苦手にしているらしい伊里野だったが、浅羽には心を開き、学校生活を通じ、親密になっていく。

しかし頻繁に校内放送で呼び出され、時に不思議な反応を起こす。伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。

そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて動き出した。




「イリヤの空、UFOの夏」という小説の魅力

イリヤの空、UFOの夏



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わくわくして切ない、完全青春ストーリー

  • UFOという未知の存在に少しずつ関わっていく物語
  • 「ありふれた中学校生活」に「非日常要素が交錯する」という王道的なライトノベルストーリー
  • イリヤと浅羽の2人の関係が、世界の運命に大きく関わっていること
  • イリヤと浅羽の逃避行
  • 浅羽がただの中学生なので、大きな流れの前にはまったくの無力であること
  • 浅羽が、イリヤの苦しみをほとんど癒すことができないこと などなど他にも多数

ライトノベルで王道の物語であるボーイ・ミーツ・ガールものですが、その物語中にSF要素・恋愛・青春時特有の葛藤などが絶妙に込められていて、青春もののラノベで最高傑作という評価も多いです。

謎が多い世界観

作品「イリヤの空、UFOの夏」の世界には、読者側が疑問に感じる「謎」が多く、イリヤがどんな相手と戦っているのか、今の世界の危機的状況は具体的にどんな感じなのかが、作中終盤まで明らかにされません。

ばくぜんとした世界観が、読者の想像をあれこれかき立てるので、作品「イリヤの空、UFOの夏」がよりいっそう魅力的に感じられます。

最後の第4巻を読了した後に胸を覆う、圧倒的虚無感

イリヤの空、UFOの夏

多くのイリヤファン達が共通して感じていることが、最終巻を読み終わった後に胸を襲う切なさ・空しさ・虚無的感覚、です。

心をごっそりとえぐられたかのような独特の読後感があるからこそ、作品「イリヤの空、UFOの夏」がいつまでも読者の心をつかんで離さない最大の理由です。

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物語の最重要人物の「イリヤ」

イリヤの空、UFOの夏伊里野加奈



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名前は伊里野 加奈(いりや かな)。通称、イリヤ。以前は、外国の軍事基地で暮らしていたという。

両手首に金属の球が埋め込まれていたり、大量の薬を持ち歩いていて突然鼻血を出して倒れたりと、謎が多い少女。浮世離れした雰囲気で、「じゃんけん」「学園祭」などのような常識を知らなかった。

物語冒頭で、学校のプールで出会った浅羽(主人公の男子中学生)に好意を寄せ、人間関係が希薄で孤立しがちなイリヤは浅羽に頼っている。

物語後半で、イリヤの意思と、イリヤと浅羽の関係が、世界の命運を左右する事態となる。

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イリヤの空、UFOの夏は「セカイ系」というジャンル

イリヤの空、UFOの夏

セカイ系(世界系)とは、ライトノベルや漫画における物語ジャンルの一種で、「イリヤの空、UFOの夏」はセカイ系に分類されると言われています。

セカイ系という分野の特徴
  • 物語舞台の世界が、何らかの原因で破滅の危機に瀕している
  • どんな原因で、具体的にどのように世界が滅亡しそうになっているかは、ストーリー上であえて不明瞭にされることが多い
  • 「主人公とヒロインの関係の結果」が、世界の存亡に直結するというストーリーが多い
  • 主人公やヒロインが、世界の行く末を左右できるだけの能力者・立場にあることが多い

セカイ系の作品の代表例は、

漫画「最終兵器彼女」

アニメ・漫画「新世紀エヴァンゲリオン」

貞本義行イラスト絵




イリヤの作者の「秋山瑞人」はやはりただ者じゃなかった

イリヤの空、UFOの夏

作家「秋山瑞人(あきやま みずひと)」のすごさ
  • 日本の権威あるSF賞「星雲賞」にて、2003年に短編「おれはミサイル」で日本短編部門の星雲賞を受賞
  • 相当の遅筆家で知られているが、独特の文体・世界観に魅せられたファンは多く、秋山瑞人の新刊を長年待ち望んでいるファンは大勢いる
  • 文章力が優れているという評価が多く、「中高生でもすらすら読める平易な文章なのに、夏の季節感や少年少女の心情が鮮明に伝わってくる」、という感想が多い
  • 「ブラックロッド」「ある日、爆弾がおちてきて」などで高い評価を受けているライトノベル作家・古橋秀之とは、法政大学のゼミで先輩後輩の仲であり、秋山瑞人は古橋秀之と親交がある

SF分野で権威ある文学賞の星雲賞を受賞しているだけあって、小説家としての実力は折り紙付き。

「イリヤの空、UFOの夏」はライトノベル作家が書いたライトノベル、というよりも、SF作家が書いたライトノベルという風が正しいと思います。

それなので、「イリヤの空、UFOの夏」の完成度や作中の雰囲気は普通のライトノベルとは一線を画します。

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