受賞が至難かつ低収入!ライトノベル作家志望のワナビは危険

受賞が至難かつ低収入!ライトノベル作家志望のワナビは危険

ライトノベル作家志望

会社員として社会の歯車になりたくない人や、行き詰まったニートが目指すことの多い「ライトノベル作家」。

たしかにクリエイティブで、他人から羨ましがられるレアな職業です。

しかし、なるのは至難、しかもなった後も消えていくのがデフォルト、という安定や将来性とはほど遠い職業です。

ライトノベル作家を目指すことの危険性について調査したので、分かったことを報告します。

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まず、新人賞で受賞する事自体がほとんど無理

ライトノベル作家志望

各ライトノベル新人賞の受賞数
  • 電撃 6078 受賞8 受賞率0.13%
  • MF 2214 受賞11 受賞率0.49%
  • 富士見 1512 三次選考通過10
  • GA 1156  受賞8 受賞率0.69%
  • SD 985  二次選考通過55
  • ガガガ 936  二次選考通過10
  • ファミ通 729 受賞6 受賞率0.82%
  • 講談社 483(333+150(CC)) 受賞5 三次選考通過7(CC) 受賞率1.5%
  • HJ 461  ニ次選考通過21
  • このラノ 421 受賞6 受賞率1.42%

2012年度の受賞数データ

「電撃文庫」や「MF文庫J」のようなメジャーなラノベレーベルは、新人賞の受賞率がのきなみ0.5%以下。

どちらかというとマイナー寄りのラノベレーベルでさえも、受賞率は1.5%前後しかありません。

この事実を見るに、ライトノベルの新人賞を受賞する難易度は、就職活動で有名テレビ局や有名新聞社といった大手マスコミに内定をもらうよりもはるかに難しいことが分かります。

新人賞の倍率高すぎ…ワナビはこれでもラノベ作家を目指す?
火のない所に煙は立たぬ…ということわざがありますが、ライトノベルの新人賞を受賞してのデビューとその後の作家生活には、良い情報...


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1年間でプロデビューしたラノベ作家、わずか104人

ライトノベル作家志望

2011年に日本でライトノベル作家デビューしたのはわずか104人

やのゆい 乙姫式 月本一 湊利記 会川潮 川波無人 上総朋大 八奈川景晶 更伊俊介 根木健太 一橋鶫
浅羽なつ 朽葉屋周太郎 多宇部貞人 広沢サカキ 蝉川タカマル 和ヶ原聡司 兎月山羊 飛田マンダム
阿羅本景 水上貴之 水沢黄平 葛西メイダイ 榎本俊二 森野樹 みなみケント 西村文宏 槙岡きあん 朝倉サクヤ
岸杯也 雨野智晴 野村193 中谷栄太 浅生楽 竜ノ湖太郎 若桜拓海 宮元戦車 カミツキレイニー 赤月カケヤ
竹雀綾人 水無瀬さんご 明坂つづり 樹カナタ 澄守彩 森田陽一 中維 かみじま柚水 望公太 ツガワトモタカ
大黒尚人 花花まろん 黛ましろ 浅葉なつ 末羽瑛 椎出啓 かじいたかし 鷹山誠一 秀章 根岸和哉 村上凛
柊晴空 砂義出雲 秋目人 佐島勤 波乃歌 黒宮竜之介 東方博 彩木沙茄 叡惟匡見 野口祐加 優妃崎章人
夜空野ねこ 神堂劾 北原みのる 玉城琴也 森田季節 マナベスグル 小林がる 火海坂猫 大坂翠 天羽伊吹清
中田明 村上裕一 瓜亜錠 千羽カモメ 本村大志 石原宙 葉巡明治 初美陽一 鷲宮だいじん 秋水 八針来夏
大澤誠 小岩井蓮二 太田僚 竹内佑 高木幸一 山田隆道 直井章 佐原菜月 二丸修一 宮澤伊織 遊佐真弘 涼木行

夢に釣られて闇の道へ…ライトノベル作家とワナビの末路が悲惨
別に俺だってな!禁書(※「とある魔術の禁書目録」という大人気ライトノベルシリーズ)みたいに1000万部を超える作品を創れるなんて そんな傲...



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現役ライトノベル作家が漏らす、ラノベ業界リーク情報

ライトノベル作家志望

笹本祐一先生のtweet内容の要約
  • プロのライトノベル作家としてデビュー後、三年後、五年後、十年後と進むにつれてかつてデビューした作家達はどんどん消えていく
  • 作家の世界で10年間生き残ることができれば、その後の生存率は大きく上がるが、10年生き残ること自体が非常に難しい
  • 業界で10年生き残ってきたベテラン作家でさえも、収入の保証は無い
  • 作家業は収入が非常に不安定で、刷った分しか印税が入らず、本として売り出されても世間で売れることの方が珍しい
  • 会社勤めと違って、作家業は不慮の病気や事故で綺麗に収入が途絶える
    • そのような事情から、作家へ転職する場合は、たとえ今まで兼業作家ですでに実績があったとしても、3年間は食えるだけの貯金をしてからにしろ、とよく言われている
  • 世の中のアニメや映画や本も、その全てを創作のための資料として見るようになるから、純粋には楽しめなくなる
  • 以上のように作家業の生活には安定も保証も無いから、とうていおすすめできない

「笹本祐一」先生は、「星のパイロット2 彗星狩り」「モーレツ宇宙海賊」などで権威ある小説賞を多数受賞している、人気SFライトノベル作家

アイデアの枯渇や小説打ち切り!ライトノベル作家側の悩み解説
絵や漫画は描けなくても、文章ならば(レベルが高いかどうかは置いておいて)誰にでも書けるので、進退きわまった無職やニートや夢見...




ライトノベル作家志望「ワナビ」が危険である理由

ライトノベル作家志望

ワナビ

プロになりたい、小説・ライトノベル作家志望者のことをネット上では「ワナビ」と呼ぶ。

want to be(~になりたい)を短縮した英語の俗語「wannabe」が由来。

これまで解説してきたように、ほぼデビュー不可能

ライトノベルの新人賞は、応募総数の0.5%~1.5%ほどのごくごくわずかな投稿小説しか受賞できません。

小説家デビューが生涯の大目標という人はともかく、「お金を稼ぐためにプロ小説家になりたいから新人賞受賞を目指す」という人は、あまりに非効率な方法を採っていることを自覚するべきです。

お金を稼ぐだけなら、アルバイトなり、企業入社して働くなりすればそれで達成できます。

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近年のライトノベルがあまりに陳腐化・低レベル化しているという話はネット上でよく目にします。 しかし、そのような変化はも...

たとえデビューできてもその後に簡単に転落する

  • 新人賞を受賞してプロ作家デビューできても、出版したライトノベルの売れ行きや評判がいまいちだと、絶版や、「うちの社ではもうあなたの本は出せません」とその出版社との契約関係を解消される
  • 契約関係を解消されると、他の出版社へ小説の持ち込みをしたり、また新人賞へ投稿して受賞を目指すワナビ生活が始まってしまう
  • 日本ではライトノベルの新刊の年間発行数が1000点以上になり、自身が書いたライトノベルを選んで買って貰える確率は非常に低い。そのような状況では、ライトノベル作家業一本で生計を立てていくことはほぼ不可能。

ライトノベル作家志望ワナビ



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書いたライトノベルが売れなければ打ち切りで、契約を解消され、せっかくプロデビューしたのに振り出しに戻る、というライトノベル業界の事情を見ると、ラノベ作家は食っていくための仕事とはとうてい呼べないと感じます。

自分が書いた小説が一度でも商品として世の中に出回る、という貴重な体験を得るために新人賞受賞を目指す、という動機ならまだ分かりますが、「ライトノベル作家を一生続けて稼いでいくために新人賞受賞を目指す」という動機はあまりにも業界の実態を軽視した馬鹿馬鹿しいものだと思われます。





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