新卒至上主義…染めやすい新卒を偏重し手垢付きの既卒は拒絶

新卒至上主義…染めやすい新卒を偏重し手垢付きの既卒は拒絶

新卒至上主義

「新卒は最高の就職用プラチナチケット」といった見解が就活界隈にて有力です。それほどまでに日本では新卒とは重要であり、逆に言えば、新卒でなくなった「既卒」だと途端に就職が難しくなるという現実があります。

国の状況の変化ですでに時代遅れとなり、問題視されるようになった「新卒至上主義」について調査したので分かったことを報告します。

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日本の企業が「新卒至上主義」に傾倒する3つの理由

新卒至上主義

1.「新卒」ならば、その企業の色へ容易に染められるから

初めて企業就職をする新人ならば、その企業の理念・慣習に染めやすいというメリットがあります。その企業の理念・慣習に染めると、社員が従順に働くようになります。

転職者の場合、以前に勤めていた会社の待遇・考え方が邪魔をして、上手く染めることは難しいようです。

2.日本では「終身雇用」が原則だから

現在では、実質的に終身雇用は崩壊しかけていますが、それでも終身雇用の概念や体質は日本企業に根強く残っています。

社員が自分から辞めると言い出さない限りは雇用し続けなければならないため、一生を共にする仲間としてやっていくために「初めて会社就職をする新卒」をいちから会社になじませることが望ましいのです。



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3.新卒だと、教育コストが小さくて済むから

新卒採用した社員達は、知識・能力がほぼ一律状態なので、同じ内容の新人教育を多人数にまとめて施すだけで、新人達の知識・能力が一様に引き伸ばされます。教育コストが小さくて済み、効率的です。

これとは対照的に、知識・スキルの程度がばらばらの中途採用者達を集めると、1人1人に合った社員教育を用意しなくてはならないため、教育コストが非常に大きくなってしまいます。

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新卒至上主義の問題点

新卒至上主義

問題点

  1. 企業側が新卒ばかりを求めているせいで、求職者側が新卒時に病気や就職活動の失敗などで就職できないと、その後に企業就職がいちじるしく困難になってしまう
  2. 企業側が新卒ばかりを求めているせいで、既卒者の企業就職が困難になり、「使われずに無駄になっている労力」が日本中にあふれてしまう
  3. バブル崩壊後やリーマンショック後のような不況時に企業側が新卒採用数を減らすことで一生就職できない若者が激増するなど、求職者側にとっては景気の良し悪しという不可抗力で人生を左右されてしまう

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これからの時代は新卒至上主義は消滅してゆく

起業失敗倒産末路

以前までの時代の就職事情
  • 「終身雇用」が前提であったことから、終身雇用に合わせて新卒至上主義がまかり通っていた
  • 企業側の新卒至上主義のせいで就職できない若者達は、泣き寝入り状態だった

これからの時代の就職事情
  • 少子化の影響により、企業側が深刻な人手不足状態におちいってしまった
  • 人手不足状態のせいで、新卒至上主義にこだわって門戸を狭めている場合ではなくなった
  • 日本特有の強い解雇規制(いったん雇用したらそう簡単には解雇できない、ということ)が原因で、企業が人の採用に及び腰になっているのは明らかなので、これからは政策で解雇規制が緩和されていく見通し

現代では、終身雇用制は名ばかりのものとなっています。

「終身雇用制は実質的に崩壊している」「企業側は、深刻な人手不足状態で苦しんでいる」という状況では、新卒至上主義にこだわっていても意味がありません。

新卒至上主義理由おかしい

これからの時代は、従来の新卒採用に偏重したやり方から、中途でも簡単に入社できる代わりに容易に解雇されるような欧米型の雇用の仕方へ移り変わっていくと考えられます。



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