ゆとり世代…叩かれる事が多いが実は高学力&精神が打たれ弱い

スポンサーリンク

ゆとり世代教育

 

上の世代からも、下の世代からも、サンドバッグのように叩かれる可哀相な「ゆとり世代」。ゆとり教育を策定したのは政治家達なのに、全ての責任がゆとり世代自身にある…という風潮はちょっと酷いです。

実際、ゆとり世代の特徴や能力はどうなのか?調査したので、分かったことを報告します。

 

スポンサーリンク

ゆとり世代の特徴

ゆとり世代教育

 

ゆとり世代の特徴

  • ストレスに弱いせいで打たれ弱く、ちょっとした失敗で過度に落ち込んだりすることが多い
  • その組織やコミュニティーのルールを遵守する
  • 「指示待ち人間」である傾向が強く、言われたこと以外は自分からやろうとしない
  • ITスキルに秀でている
  • 「失敗すること」を強く恐れる
  • 現実的な考えをして、夢を追わない
  • 空気を読むことに長けていて、コミュニケーション能力が高い傾向がある
  • ゆとり世代内で、優秀な人間とダメな人間が二極化している

 

 

 

ネット上でよく言われる、ゆとり世代についてのあれこれ

  • ゆとり世代の新入社員は、自分から学ぼうとすることを全然しない。お客様であるかのように、先輩社員に教えられるのを待っているだけ。
  • ゆとり世代は良くも悪くも個性が強い。そのせいで、画一的な社員が求められる日本企業では煙たがられる。
  • 根気が無いから、ちょっと怒られるとすぐに会社を辞めてしまう。
  • ある程度の期間、企業に勤めて、自分に合わないなと実感したり、他にやりたい職種が見つかったから辞めるというなら分かる。でも、入社直後に、上司に怒られたらそれで辞めるってどういうこと?メンタルの耐性が小さな子どものまま。
  • ゆとり世代社員は良い意味でドライだから、会社の無駄な飲み会は断る。この調子で、会社の不合理な慣習を消していって欲しい。
  • ゆとり世代の先輩社員は態度が柔和で、ほとんど怒鳴らないので接しやすい。その代わり、見込みのないダメな後輩社員は無言で見捨てている。

 

ゆとり世代社員の仕事に淡泊な特徴がブラック企業を駆逐&浄化中
労働意欲の低さから何かと叩かれることが多い「ゆとり世代」ですが、彼らの仕事熱の無さが、かえって日本のブラック企業を駆逐しているようです。 ゆとり世代が日本の職場状況を変えつつあることについて調査したので、分かったことを...

 

 

 

「ゆとり世代」とは、

1987年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれ(1987年度~2003年度生まれ)で、学校でゆとり教育を受けた世代のことを指す。

 




ゆとり教育の方針

 

ゆとり教育の方針

  • 指導内容の中から重要なもののみを厳選し、学習量を削減する。小中学校で、学習内容の約3割が削減された。
  • 完全週休二日制
  • 周りの生徒と比較した相対的評価ではなく、その生徒個人の良いところを評価する絶対評価の導入

 

 

「ゆとり教育」が導入された理由は、戦後から行われてきた詰め込み教育が、子ども達に過度の負担を強いているという指摘が多かったからです。

スポンサーリンク

 

ゆとり教育の結果

workerfuture4

 

学力の向上

国際的な学力テスト「生徒の学習到達度調査(通称PISA、PISAは3年ごとに実施される)」の2009年度と2012年度のテスト結果では、ゆとり教育を7~9年間受けた世代の結果は全体的に日本の順位が伸びています。

特に、読解力は過去最高であるという結果が出ました。

 

 

 

学生同士の間での学力格差が拡大した

ゆとり教育の方針で学生の自由時間がたくさんできたため、この自由時間の活用の仕方で学生同士の学力格差が拡大する結果となりました。

スポンサーリンク

優秀な学生は自由時間を自主学習や塾通いに使い、学力が低い学生は自由時間でゲームや漫画などで暇を潰していたため、両者の学力差が大きくなってしまいました。

 

 

 

「ゆとり教育」という教育方針のあやふやさが露呈した


ゆとり教育の目的は、学習内容を削減し、そのことによって生まれた時間的余裕を用いて、生徒の自主性・創造性を高めることでした。

しかし、具体的にどうやって自主性・創造性を高めるかという教育の方法論が固まっていないせいで、一般的な教師達では上手く生徒の自主性・創造性を高めることはできませんでした。

スポンサーリンク

結局、「ゆとり教育でできた時間的余裕を使って、各々の生徒達が自分で考えて自主性・創造性を高めて欲しい」といった人任せなものとなり、ゆとり教育という存在の詰めの甘さが露呈する結果となりました。

 

これが温室育ちの弊害…新入社員が会社を即辞めする4つの原因
終身雇用制の崩壊で会社員が会社への忠誠心を持たなくなったことや、若者が打たれ弱すぎて会社でのストレスに耐えられないなど、近年の若者があっと言う間に会社を辞めてしまう事が問題視されています。 若者が簡単に仕事を辞めてしま...
半年持たずに辞める新入社員の3タイプと彼らに待ち受ける現実
7月の現時点で、入社式の4月の頭から約3ヶ月が経過しましたが、耐久力の限界に達し、新卒の新入社員達がこぞって辞めるのがちょうど3ヶ月目の今あたり。 ゆとり世代の打たれ弱さは各方面でたびたび指摘されますが、それを裏付ける...

 







「ゆとり教育」は終了し、再び以前の詰め込み型教育へ

ゆとり世代教育

 

「脱ゆとり教育」の特徴

  • 「授業時間」と「学習内容」を増やす
  • 「言語活動」と「理数教育」に力を入れる
  • 小学5年生・6年生で、外国語の授業が必修になる
  • 思考力・判断力・表現力の育成を重視し、「生きる力」を育むというのが2011年以降の学習指導要領のコンセプト

 

 

ゆとり教育を長期的に受けた生徒の学力は以前よりも向上しました。

しかし、ゆとり教育が施行された初期の学生が受けた「生徒の学習到達度調査(PISA)」での日本の国際順位が低下したことを受けて、「ゆとり教育は子どもの学力を下げる!!」と非難が集まり、それに押し負ける形でゆとり教育は終了しました。

2011年度以降の学習指導要領は「脱ゆとり教育」と定義されていて、ゆとり教育以前の時代の詰め込み型教育へ戻す流れになっています。

本記事と特に関連が強いおすすめ記事:




コメント